爪が綺麗に見える正しい切り方を知っていますか?
皆さん普段爪はどのように切っていますか?
切るタイミングやケアの注意点など考えたことはありますか?
今回は、今まで何となく切ってケアをしていた爪の正しい切り方やおすすめケアの方法、そして爪の形によってどのような印象を与えるのかを詳しく説明してまいります。
爪の切り方の注意点 正しく切って綺麗に保つ
爪の切り方に注意点なんてあったの!?と思われた方も多いのではないのでしょうか。
ここでは、誤った切り方をするとどのような問題があるのか「深爪・巻き爪・2枚爪」の3点に絞って説明してまいります。
深爪
引用: https://www.instagram.com/p/Bm8wjTVhBaI/?hl=ja&tagged=%E6%B7%B1%E7%88%AA
爪を切るとき、指の腹側から爪が見えないぐらい切っているという方はいませんか?
実は、それは「深爪」の状態かもしれません。
深爪の状態のとき、爪と指の肉が接している面の爪床(そうしょう)はむき出しの状態になり、ちょっと衝撃が加わっただけで、避けたり、切れたりしてしまいます。
巻き爪
爪を切るとき、両端の角を深めに切っている方はいらっしゃいませんか?
この切り方は通称「バイアス切り」と呼ばれ、巻き爪の大きな原因と言われています。
特に足の爪ではバイアス切りをすると巻き爪になりやすいです。爪の角を落としすぎない、もしくは残すぐらいの気持ちで切った方が良いでしょう。
2枚爪
引用: https://www.instagram.com/p/BipEw9En-N7/?hl=ja&tagged=2%E6%9E%9A%E7%88%AA
ここまでの深爪と巻き爪に関しては知っていた方でも、「2枚爪」について詳しくは知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは2枚爪についてと2枚爪が起こる原因についてご説明してまいります。
・2枚爪について
まず、爪は3つの層から成っているということはご存知でしたでしょうか?
一番上が「背爪(はいそう)」、真ん中が「中爪(ちゅうそう)」、そして指の肉に接している部分の層が「腹爪(ふくそう)」と呼ばれています。
2枚爪はこの背爪がはがれた状態のことを指しています。
・2枚爪の原因
2枚爪の原因には内部的要因と外部的要因の2つが考えられます。
まず、内部的要因は体の栄養不足によるものです。
爪は皮膚と同様たんぱく質が主成分と言われており、このたんぱく質が不足すると2枚爪が起こりやすくなってしまいます。
最後に、外部的要因としては乾燥と衝撃が考えられます。
乾燥の原因は冬場の外気によるものや使用している洗剤など様々ありますが、共通しているのは保湿不足ということです。
後で、爪を綺麗に保つケアについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
そして、外部からの衝撃ですが、爪を切るときや指をどこかにぶつけた際など、爪が欠けたり、中途半端に欠けて引っ張ったら上側だけ爪が剥けたという経験はありませんか?
このように爪に負担がかかるような衝撃も2枚爪の大きな原因ですのでご注意ください。
爪の正しい切り方で綺麗を保つコツ1 切り方
ここでは爪の正しい切り方をご紹介していきます。
難しいことはなく、誰でもできる簡単なことですので、今日からでもすぐに実践できます。
切り始め
皆さんは、爪を切るときどこから切り始めていますか?
爪の切り始めは「爪の端から」というのが、正しい切り方のようです。今までも爪切りが入りやすいから、無意識に端から切っていたという方は多いと思います。
しかし、端から切り始めても「バチンバチン」と勢いよく切ってしまうと、デリケートな爪を傷つけてしまう恐れがありますので、ポイントは爪の端からゆっくり少しずつ切ることです。
爪の形
先ほど切り方の注意点でも爪を切る形によって問題が起こると説明いたしましたが、具体的にどのような形に切るのが正しいのでしょうか?
正解は、「スクエアオフ」という形です。
引用: https://www.instagram.com/p/Boq1ft0nNx_/?hl=ja&tagged=%E6%89%8B%E3%82%BF%E3%83%AC
具体的には、爪の角は残し角を除いた端から一直線にした形です。角は最後にやすりで整えます。
爪の正しい切り方で綺麗を保つコツ2 削り方
引用: https://www.instagram.com/p/BWxBbLGhrZl/?hl=ja&tagged=%E7%88%AA%E3%82%84%E3%81%99%E3%82%8A
先ほどから、爪を切るときは角は切らず残すとお伝えしております。
しかし、角はそのままですと、服の繊維に引っかかったり、肌を傷つけてしまう可能性がありますので、最後にやすりで少し角を丸く整えます。
その際のやすりの使い方のポイントは以下の通りです。
・やすりは軽く持つ。
・爪に対して45度くらいの角度で削る。
・目の粗いほうで大まかに削り、細かいほうで滑らかに仕上げる。
・一定方向に動かす。
爪の正しい切り方で綺麗を保つコツ3 切るタイミング
普段爪を切るのは、何となく伸びたと思ったその時にさっと切っているという感じですよね。
実は、爪にはここで切ると良いというベストタイミングがあるのはご存知でしたでしょうか?
今回は時間帯と回数についてご説明してまいります。
時間帯は「入浴後」
入浴後は爪も水分を含んでおり、いつもより柔らかくなっています。
そのため、切るときも力を入れず簡単に切れますし、清潔な状態ですので感染症などリスクも低いと言われています。
しかし、入浴する時間帯ではないけれど、爪を切りたいと思う場合もありますよね。
このような場合は、5分程度手をぬるま湯に浸し、石鹸などで指先を清潔な状態にして切れば大丈夫です。
回数は1~2週間に1回
伸びるスピードには個人差がありますが、だいたい2週間もすると爪に汚れが詰まりやすくなります。
少し伸びただけでとても気になる方は少しだけ切るかもしくはやすりで軽く削るという手もあります。
逆に伸ばしすぎて切るのは爪が割れる原因になりますので、最低でも2週間に1度は切った方が良いでしょう。
爪の正しい切り方で綺麗を保つコツ4 おすすめの道具
ここでは爪を切る基本的な道具とより簡単に爪をケアできるおすすめの道具をご紹介していきます。
一般的な爪切り
ほとんどの方がこのタイプの爪切りを使っているかと思います。
繰り返し使っていると、奥の方にほこりや爪のカスや刃の部分に汚れがたまりますので、定期的に洗浄することをおすすめします。
ネイルニッパー
引用: https://www.instagram.com/p/Bn02xO_htO0/?hl=ja&tagged=%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC
こちらも爪切りの一種なのですが、形は小さいはさみもしくは小さいペンチのような形をしています。
刃の部分が一般的な爪切りより細く鋭いので、狭い場所にも入りやすく、小さい範囲をゆっくり切ることに長けています。これにより、爪へのダメージが軽減されます。
爪やすり
引用: https://www.instagram.com/p/Be0X1BTnSry/?hl=ja&tagged=%E7%88%AA%E3%82%84%E3%81%99%E3%82%8A
一般的な爪切りに付属しているやすりもありますが、そちらより目が細かく、幅もあるので使いやすく、仕上がりが綺麗です。
エメリーボード
引用: https://www.instagram.com/p/Bkzabb0hOVR/?hl=ja&tagged=%E3%82%A8%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89
こちらも爪やすりの一種なのですが、通常の爪やすりより軽く、いろいろな目の粗さがあるので、好みの粗さのものを見つけやすいです。
バッファー
引用: https://www.instagram.com/p/BiRbnO_B0Lh/?hl=ja&tagged=%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC
ここまでご紹介したやすりは角や切った断面を削るものでしたが、バッファーは爪の表面を磨きピカピカにしてくれる道具です。
爪の正しい切り方で綺麗を保つコツ5 家でできる簡単ケア
ここでは、少しのひと手間で爪を綺麗に保つことができる、簡単な爪のセルフケアについてご紹介してまいります。
甘皮(あまかわ)を除去する
引用: https://www.instagram.com/p/Bo_YLlkHMr5/?hl=ja&tagged=%E7%94%98%E7%9A%AE%E5%87%A6%E7%90%86
甘皮とは爪の根本と指の肉との境目にある薄い膜のようなものです。
この甘皮を除去すると、爪がすっきり見えるだけでなく、ささくれ防止やネイルの長持ちにもつながります。
除去の方法は、入浴後の甘皮が柔らい状態で綿棒を使って、甘皮をこすりとります。あまり力を入れすぎないようご注意ください。
爪の表面を磨く
引用: https://www.instagram.com/p/BaXXoK1gCpC/?hl=ja&tagged=%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC
バッファーを使って、表面を磨くことでマニキュアなど塗らなくても、簡単に爪がピカピカに輝いた状態になります。
注意点は、磨きすぎると爪の表面が薄くなりすぎてしまうので優しく磨くことと磨いた後は必ず爪の保湿をすることです。
爪の保湿
引用: https://www.instagram.com/p/BpB-kXaAuXT/?hl=ja&tagged=%E3%83%8B%E3%83%99%E3%82%A2
手が乾燥したらハンドクリームを塗りますよね。それと同じように爪にも一緒にハンドクリームを塗る習慣をつけてみましょう。
ただ、爪の表面に付けるだけでなく、甘皮などの部分も含め揉みこむようにして塗ると効果が高いです。
ハンドクリーム以外にも、爪専用のネイルオイルというものもあります。
爪の正しい切り方で綺麗を保つコツ6 おすすめネイルケア(保湿)3選
爪の保湿っといってもどのようなものを使えば良いか分からないという方のために、ここではタイプ別に3つのおすすめネイルケア用品をご紹介してまいります。
浸透が早い O・P・I プロスパネイル&キューティクルオイル
OPI(オーピーアイ) プロスパ ネイル&キューティクルオイル 14.8mL
価格
¥ 3,387
サラッとした付け心地で浸透が早いネイルオイルです。
それだけでなく、スポイトタイプなので衛生的に使え、柑橘系のほのかな香りなのでリフレッシュもできます。
自然派、ひどい乾燥 ウルンラップ ネイルセラム オイル
ウルンラップ ネイルセラム オイル 100%天然シアバター ネイルオイル ペンタイプ ネイル美容液
価格
¥ 1,380
成分が100%天然シアバターというだけあって、保湿力が高く、特に乾燥にお困りの方には最適のネイルケア用品です。
プチプラ ネイルネイル オイルジェルトリートメント
ネイルネイル オイルジェルトリートメント
価格
¥ 687
プチプラですが、ホホバオイルなど6種のオイルを配合しているので、長時間保湿してくれます。
チューブタイプなので最後まで使いやすいところもおすすめポイントです。
爪の正しい切り方で綺麗を保つコツ7 爪の形で印象が変わる
爪の形によって変わる印象についてご紹介してまいります。
スクエア
引用: https://www.instagram.com/p/BKcmb2lBOMy/?hl=ja&tagged=%E7%88%AA%E3%82%B1%E3%82%A2
指先にボリュームを持たせ、ネイルが良く映えるので華やかな印象を受けます。
パーティや華やかな場所を訪れる際にはおすすめです。
スクエアオフ
引用: https://www.instagram.com/p/BaDg178Ak9H/?hl=ja&tagged=%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%83%95%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AB
スクエアの角を少し丸く削った形です。こちらもスクエア同様指先にボリューム感を持たせるのでネイルがよく映えます。
角を削っているので日常生活に支障がなく、人気のある形です。
ラウンド
引用: https://www.instagram.com/p/BnOFJw4HOH6/?hl=ja&tagged=%E7%88%AA%E3%82%B1%E3%82%A2
先端が丸くより優しい印象を与えます。爪が短い状態でもシルエット自体が可愛く、綺麗で細い指に見せてくれます。
オーバル
引用: https://www.instagram.com/p/BoO3Pl8gzNP/?hl=ja&tagged=%E7%88%AA%E3%82%B1%E3%82%A2
ラウンドより先端に角度を持たせた形で、指を細く長く見える効果があります。
より大人っぽく上品な印象を与えます。
ポイント(別名アーモンド)
引用: https://www.instagram.com/p/BmPKgz6B-iD/?hl=ja&tagged=%E7%88%AA%E3%82%B1%E3%82%A2
オーバルよりさらに爪の先をシャープしているので、指を一番細く長く見せてくれます。
パーティなどの華やかな場所に行くときはおすすめです。
爪のケアについてもっと知りたい方はこちらへ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は爪をより綺麗に保つための正しい切り方とケアの方法、そして爪の形で与える印象の違いまでご紹介してまいりました。
今まで顔用の美容液を買ったことはあっても爪用までは考えたことなかったという方も、まずはお手持ちのハンドクリームを使ってネイルケアを初めてみませんか?