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オリジナルパーカーをシルクスクリーンで自作する方法!100均グッズとアイロンでも!

2024.02.25

ユニクロのシンプルで安いパーカー、刺繍などがあればもっとかわいいのに・・・と思ったことはありませんか?今回はオリジナルパーカーを、100均グッズとアイロンでも手軽にシルクスクリーンで自作するやり方をご紹介!シルクスクリーンでオリジナルパーカーを自作しましょう♪

  1. 【シルクスクリーンでオリジナルパーカーを自作!】シルクスクリーンについて
  2. 【シルクスクリーンでオリジナルパーカーを自作!】シルクスクリーンの特徴
  3. 【シルクスクリーンでオリジナルパーカーを自作!】自作方法①~用意するもの~
  4. 【シルクスクリーンでオリジナルパーカーを自作!】自作方法②~デザインの準備~
  5. 【シルクスクリーンでオリジナルパーカーを自作!】自作方法③~カッティング~
  6. 【シルクスクリーンでオリジナルパーカーを自作!】自作方法③~メッシュ生地を準備~
  7. 【シルクスクリーンでオリジナルパーカーを自作!】自作方法④~インクを乗せる~
  8. 【シルクスクリーンでオリジナルパーカーを自作!】自作方法⑤~完成~
  9. 【シルクスクリーンでオリジナルパーカーを自作!】自作方法 番外編~アイロンプリント~
  10. まとめ
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シルクスクリーンとは

引用: https://nori510.com/wp-content/uploads/2016/04/2b127d0ff7c556994e8ba0ea53e69e0c.jpg
シルクスクリーンについてご紹介します。シルクスクリーンは、インクが通過する部分とそうでない部分のメッシュ版を作成し、Tシャツに写したいデザインを転写する孔版画の一種です。
昔からの由来としてシルクが使用されていたため、現代でもシルクスクリーンと呼ばれていますが、メッシュを使用した版画のことを、今ではシルクスクリーンと呼んでいます。なお、シルクスクリーンのやり方として以下の種類があります。

間接法でのやり方

露光を利用して柄をメッシュに写すやり方です。

ブロッキング法でのやり方

インクが通過する部分としない部分に特殊な液体を塗るやり方です。

カッティング法

カッティングシートなどを使用して、好みのデザインをシートで切り抜き柄を作成するやり方です。

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引用: https://bigakko.jp/wp_test_universe/wp-content/uploads/MG_8794.jpg
シルクスクリーンの特徴として、他の版による転写とは異なり刷り上がりが反転しないという特徴があります。また、印刷するものが平らなものであれば、水などの流動的なもの以外ならどんな素材でも刷ることができるとまで言われるほどです。
引用: http://zukky-factory.com/wp-content/uploads/20141002_1273747.jpg
そして製版のやり方次第では、どんな写真でも文字でも図柄でも細かく繊細に刷ることができると言われています。さらに、インクを圧着させるのではなく、版を通してインクを定着させるので、インクそのものの厚み深みが活かされて色鮮やかな色彩美豊かな表現が実現可能です。
小学校の頃に誰もが一度はやったことのある「版画」というとてもアナログなやり方ではありますが、「版画」という固定概念には捉われない豊富な表現が可能なやり方です。

自宅で簡単にシルクスクリーン

引用: https://articlestmix.files.wordpress.com/2017/06/ink.jpg
自宅でのシルクスクリーンは、専門のグッズを使用することをおすすめします。自作シルクスクリーンでよく使用されているグッズで「Tシャツくん」シリーズがあります。こちらのシリーズは、露光で転写できるメッシュとなっており、細かなデザインのTシャツを作ることが可能。そして1枚のスクリーンでおよそ100枚ほどのTシャツにプリントできるというコスト的にも大変魅力的なグッズとなっています。
これを使用すれば、ユニクロなどで購入したシンプルなデザインのパーカーやTシャツなどに簡単に、ご自身でデザインした刺繍柄やイラスト、フリー素材のかわいらしいデザインなどを自由に転写することが可能です。露光時間に慣れるまでは転写が美味くいかないなどのデメリットもありますが、非常に便利なグッズです。
そんなシルクスクリーンですが、今回は100均アイテムを使用したなるべく安い環境で、高品質のシルクスクリーンができるやり方をご紹介していきます。
引用: https://articlestmix.files.wordpress.com/2017/06/silkscreen1.jpg
まずはじめに自作シルクスクリーンで必要なものをご紹介します。

100均のウッドフレーム

引用: http://img02.shop-pro.jp/PA01122/536/product/27035369.jpg?20110722143314
木枠だけ必要なので、コルクボードのコルクをはずしたり刺繍枠でも代用できます。サイズはスケッパーよりも大きいものを選んでください。小さいとインクを伸ばすことができません。高いものを買っても仕方がないので、100均で安い材料をそろえましょう。

インク

引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/l/artloco_012487
いわゆるペンキや絵の具の類では、シルクスクリーンの転写を行うことは困難です。100均で絵の具は購入できますが、色作り用の材料として考え、シルクスクリーンメディウムというアイテムと混ぜて使用してください。手間をかけたくない場合は、安いシルクスクリーンの専用インクを購入しても問題ありません。

100均のカッティングシート

引用: https://kinarino.k-img.com/system/press_images/001/038/452/920e20f2b467c55273bd757143b65ec26dc943f6.jpg?1499751287
転写する際のインク分けに必要なアイテムです。用意した木枠よりも大き目のものを選んでください。

メッシュ生地

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シルクスクリーン専用アイテムでもいいのですが、ご自宅にある不要な衣類のメッシュ部分を使用しても転写できます。メッシュの目が細かいとインクが通りずらいので、細かすぎないものを選びましょう。

100均のスクイージーまたはスケッパー

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100均でお菓子用または掃除用のスケッパー、スクイージーを用意しましょう。品質にさほど差はないので、安いに越したことはありません。

100均のカッター

引用: https://askul.c.yimg.jp/img/product/3L1/8166837_3L1.jpg
切りやすいデザインナイフがおすすめですが、100均などの安いカッターでも代用できます。細かい刺繍デザインなどを作る場合は、刃先が細かく作業しやすいカッターを選びましょう。刺繍などの繊細なデザインを作るときに大活躍します。

タッカー

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61BC96na8AL._SL1200_.jpg
タッカーは工具用の大きいホッチキスです。木枠に固定するために必要ですが、普通のホッチキスやボンドでも代用できます。

ユニクロのパーカー

引用: https://im.uniqlo.com/images/jp/pc/goods/408985/item/04_408985.jpg
ユニクロと書きましたが・・・ユニクロでなくても安いものや無地のものなら何でも代用できます。ただ、ユニクロは安いのに品質も良く、デザインがシンプルなので自作シルクスクリーンには最適なんです♪アレンジで、世界に一つしかないオリジナルデザインも作れます。
イラストを大々的に転写したり、刺繍柄をポイントで入れたりとアレンジの幅は発想力次第!ユニクロのアイテムは初心者向けなので練習にもおすすめですよ♪特に繊細な刺繍デザインなどを施す場合は、パーカーではなくユニクロのパックTシャツなどがおすすめ。端切れが自宅にある場合は端切れでの練習がおすすめですが、ない場合はユニクロ製品で練習しましょう。
今回はパーカーでのプリントですが、トートバッグなどにイラストや刺繍デザインを転写してもかわいくなります♪
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パーカーに転写するデザインを準備します。手書きやパソコンで作成したデザインなど何でも大乗です。パソコンで用意したほうが、線がくっきりとしているため、このあとのカッティング作業がしやすいです。ここでのサイズがそのままパーカーに転写されますので、サイズ調整はしっかり行いましょう。

著作権フリーのイラストサイトもおすすめ

引用: http://www.shinwap.co.jp/school/indeximg/slideshow/base02.gif
著作権フリーの素材サイトから、お気に入りのイラストやデザインを持ってくることもおすすめです。これなら、絵を描くことが得意ではない人でも簡単に自作シルクスクリーンが作れます。サイトによっては、著作権フリーではない場所もありますので、きちんと調べてから使用しましょう。著作物の無断使用は違法です。
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カッティングシートの上にイラストを置く

木枠を置き、カッティングシートのサイズ・位置を確認します。インクはカッティングシート裏面から塗りますので、イラストを反転させる必要はありません。

カッティングする

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シートのサイズを確認したら、次はカッティングです。マスキングテープなどで仮止めするとずれずに切りやすいです。切り抜いた部分は色が付く部分になります。必ずカッティングマットの上でカットしましょう。机などが傷つく原因となります。
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メッシュ生地を木枠に貼り付けます。生地はたるまないように、しっかりとタッカーやホッチキスで固定してください。たるみがあると、インクを乗せたときにデザイン通りに転写されなくなります。

カッティングシートを貼る

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シートの剥離部分をはずしてメッシュ生地に貼ります。こちらもたるまないように生地に合わせてしっかりと固定します。
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転写するものにダンボールを挟む

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今回はパーカーへの転写ですが、Tシャツなども同様で内側にダンボールなどの厚紙で土台を入れます。これがないとTシャツなどの薄い生地や色が白に近いものは、裏面にインクが染みこんでしまう恐れがありますのでご注意を。

インクをのせていく

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インクを乗せて、スケッパーで伸ばしていきます。切り抜いた部分にしっかりと色がつくように重点的に色をのせましょう。

乾かす

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版を取ると綺麗に連射されていることがわかります。しかしインクなので、しっかりと乾くまで待機しましょう。
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しっかりと乾かしたら完成です。最後にアイロンをかけて仕上げます。アイロンはあまり熱を上げないでさっとかけるように整えましょう。

選択してもインクは落ちない

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シルクスクリーンのいいところですが、洗濯をしてもしっかりと染料が生地にしみこんでいるため滲んだりすることがありません。ご家庭でも安心して洗濯できますよ♪
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シルクスクリーンはちょっと手間かも・・・と思う方はこちらのアイロン用プリントグッズがおすすめです。100均で購入でき、パソコンなどからお好きな柄を印刷してアイロンであてるだけで簡単に転写できるアイテムです。
プリンターなど印刷環境が必須ですが、アイロンだけで転写できるのはかなりお手軽ですよね♪デメリットは、転写なので洗濯すると色落ちや部分はがれ、ひび割れしてしまうところです。

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引用: https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/minimarisuto333/20180707/20180707113023.jpg
いかがでしたか?自作でシルクスクリーンができる方法をご紹介しました。100均など安いアイテムで手軽に自宅でできるのは魅力的ですね。普段から絵を描くことがすきな方は、オリジナルのTシャツやトートバッグなどを作成して、販売してみてはいかがでしょうか。世界に一つだけのデザインを作るのもありですね♪
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/minimarisuto333/20180707/20180707113023.jpg