顔のパーツの中でまず真っ先に目が行くパーツはどこでしょうか。多くの人は目元だと思います。その目元の印象を決めるのに自分の努力次第で変えられる場所があります。それが眉毛です。

男性はメイクをしない分、この眉毛の濃さや形が女性以上に注目されます。目の大きさや形は変えることはできませんが、眉毛ならいくらでも形を変えることができます。そこを狙って自分で眉毛を整えてみるのはどうでしょうか。最近では男性も眉毛を整えることが身だしなみの一貫となっています。

一流ビジネスマンの間ではヒゲを剃るのと同じくらい眉毛のお手入れは常識です。第一に清潔感が断然変わってきます。取引先と会議があるときにボサボサの伸び放題眉毛で参加したらどうでしょうか。眉毛のお手入れは信頼性にも影響してくるものです。特に営業担当者がボサボサ眉毛では取れる契約も取りにくいでしょう。

眉を整える必要があるのはわかりましたが、いざ整えようと思っても一体どうやって整えたらいいのかわからない方が多いと思います。まずお手本を調べてみましょう。各種イケメンを載せていくので、眉毛に注目してチェックしてみてください。

現在大河ドラマ西郷どんで活躍中の鈴木亮平さんの眉毛は、その男らしいキャラクターにピッタリの直線眉毛です。このような眉毛にしたいけど、濃さが足りないからできないと悩んでいる方も、アイブロウペンシルなどで眉毛を書き足すことによって再現可能です。使うほうがいいアイテムは後ほどご紹介します。

女性に大人気の坂口健太郎さんは、眉毛がいつも前髪で隠れているイメージですが、意外とナチュラルな印象の眉毛を持っています。これなら真似しやすいですね。眉頭を綺麗に整え、眉尻の部分ははみ出した毛だけカミソリで剃っているだけのようです。もとから眉毛が生えそろっている人は坂口健太郎さんのナチュラル眉毛を参考にするといいと思います。

俳優で小説家でもある水嶋ヒロさんの眉毛は角度がキュッと上がった極細眉毛です。ビジュアル系歌手のような美形さが際立つ眉毛ですね。相当細くしているので眉毛のお手入れはこまめにする必要がありますが、元から眉毛が薄い方は朝眉毛を書くだけで完成するので5分で済みます。左右対称に書くように練習しましょう。

俳優の成宮寛貴さんの眉毛は髪の毛の色に合わせて薄い茶色に脱色されています。最近では美容院のメニューの中に眉毛を整えるメニューもあり、脱色もできるサロンがあるので、自分で染めるのが不安な方はプロに任せるのがいいと思います。眉毛を脱色すると垢抜けた雰囲気になり、今風のイケメンに近づけます。

ではまず眉毛を整える前に眉毛の各名称を覚えましょう。メンズ向け雑誌にもこの呼び方で載っているので、覚えておくと便利ですよ。

まず眉毛の生え始める起点。ここを眉頭と呼びます。ここが真ん中によっていると顔全体のパーツが真ん中によっている印象に見えます。逆にここが離れ気味だと女性は柔らかい雰囲気になり、可愛らしいのですが、男性は間の抜けた顔になるので整えすぎに注意しましょう。

続いて眉毛の一番高い位置を眉山といいます。ここはまゆげを上に持ち上げると盛り上がる筋肉の一番高い場所という確認の仕方もできます。ここを作るか作らないかで印象が変わってきます。都会的に仕上げたいなら眉山を高い位置に持っていきます。水嶋ヒロさんの眉毛がこの形です。

逆に男らしいけど優しい雰囲気になりたかったらこの眉山をあまり高く作らないようにします。鈴木亮平さんの眉毛がこちらの形ですね。

そして眉毛の一番うしろの部分が眉尻です。ここを長く書くと優しい眉毛に、短いと男らしい眉毛になります。その他にも太さを調節することで印象は変わってきます。こう考えると男性の眉毛もバリエーションが豊かで整え方によっていくらでも印象が変わるのがわかりますね。

では実際に自分で眉毛を整えていきましょう。なりたい眉毛のイメージは固まっていますか？まず全体を眉毛用コームでとかして毛並みを整えます。それからアイブロウペンシルで自分がなりたい眉毛のイメージにそって大体の場所を点で打ちます。点を打つ目安の場所はさきほどの眉頭・眉山・眉尻の三点です。

それができたら画像のようにコームと眉毛用のハサミを使って、伸びすぎた毛を切っていきます。このときコームを寝かしすぎると眉毛が思った以上に短くなってしまうので、角度に注意しましょう。

希望のラインからはみ出た毛はシェーバーで剃っていきます。このとき使うシェーバーは電動シェーバーでも普通のカミソリでも構いません。しかしひげそり用のＴ字カミソリは眉毛が確認しにくいので避けましょう。

下にはみでた毛は毛抜で抜いていきます。ここで注意したいのが、毛抜で毛を抜きすぎると新しい毛が生えてこなくなる可能性があります。ですので絶対に余分だと思える毛、以外は抜かないようにしてください。特に眉毛はその年その年で流行があります。なるべく後で後悔しないように控えめに抜きましょう。

そして最後に眉毛を書いていきます。眉毛の書き方は、眉頭からガッツリ書くよりも鏡を遠くから見て、全体的なバランスをチェックし、毛が足りないと思った場所にだけ書き足すほうがうまくいきます。濃く書きすぎたらコームで丁寧にとかせば薄くなりますので安心してください。ただしリキッドタイプのアイブロウペンシルは薄くなりにくいのであまり使わないほうがいいかもしれません。

ここでそろえるべき基本アイテムをご紹介します。まず眉毛を切る眉毛用ハサミを一本用意してください。眉毛用のハサミは普通のハサミと違って先が尖っています。先が鋭利で刺さりますので取り扱いには注意しましょう。これとは別にコームと一体型になった眉毛用のハサミもあると便利です。長さを調節するときに両手を使わなくて済みます。

眉毛用のコームとブラシを一つにした商品があります。これを一本持っておけば毛並みを整えたり書きすぎた眉毛を薄めることも簡単です。100均でもありますのでチェックしてみましょう！

毛抜きはなんの変哲もない普通のもので十分です。大きさによって抜きやすいものと抜きにくいものがあるので、自分の手にフィットするものを選びましょう。

カミソリはＴ字ではなくこのような形状のものを選んでください。こちらも100均で購入することができます。よりお肌優しい物がいいという方は電動シェーバーを使ってください。一つ3000円程度のものが一般的です。

落ちないコスメで有名なケーパレットのアイブロウペンシルです。これ一本でペンシル、コーム、パウダーの一つで三役こなしてくれます。スリムなペン型なので外出先で眉を直したくなった場合も使えて大変便利です。色は明るい茶色なので、髪を染めている人に向いています。

いかがでしたでしょうか。今回は「眉毛の整え方【メンズ】とおすすめアイテム【2018】イケメンは眉の手入れも上手！」をご紹介しました。ちょっと手を加えるだけでがらっと印象アップする眉毛。費用もたいしてかからないので、まだ眉毛を整えていない方は損をしているかもしれません。今すぐ鏡の前で自分の眉毛をチェックしてみてください！