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ヘアケア(V)

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髪を寄付?!ヘアドネーションって何?カットの方法、使い途、注意点とは?

2024.02.25

病気の子どもたちにカットした髪の毛を寄付するヘアドネーションを知っていますか。病気の子どもたちのために私たちにもできることがあります。ヘアドネーションで寄付する髪の毛のカットの方法や注意点、使い途などを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

  1. カットした髪の毛を子どもに寄付するヘアドネーション
  2. カットした髪の毛を子どもに寄付するヘアドネーションは日本に3団体ある
  3. カットした髪の毛を子どもに寄付するヘアドネーションの注意点
  4. カットした髪の毛を子どもに寄付するヘアドネーションの方法①寄付する長さを決める
  5. カットした髪の毛を子どもに寄付するヘアドネーションの方法②どこでカットするのかを決める
  6. カットした髪の毛を子どもに寄付するヘアドネーションの方法③カットの方法
  7. カットした髪の毛を子どもに寄付するヘアドネーションの方法④髪の毛を送る
  8. カットした髪の毛を子どもに寄付するヘアドネーションの方法~賛同美容室を探す~
  9. カットした髪の毛を子どもに寄付するヘアドネーション~15cmからの髪の毛を寄付できる団体「つな髪」~
  10. まとめ ヘアドネーションで病気の子どもに笑顔を届けよう
ヘアドネーションという言葉を知っていますか。病気などで髪の毛を失った子どもたちに、私たちにもできることがあります。

ヘアドネーションとは?

ヘアドネーションとは、頭皮や頭髪に関わる病気や不慮の事故などが原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子どもたちに医療用のウィッグを作るための毛髪を寄付する活動のことです。

ヘアドネーションはアメリカで始まった

ヘアドネーションはアメリカの団体が始めたことにより広まりました。日本では2009年にNPO法人「Japan Hair Donation&Charity」が活動を開始しました。

ヘアドネーションに芸能人が参加して認知度が上がった

ヘアドネーションは、日本で活動を開始した当初は認知度が低く、髪の毛の寄付も少なかったため、最初のウィッグを提供するまでに4年かかりました。しかし、2015年頃に芸能人がヘアドネーションに参加したことで、認知度が上がり寄付が急増しました。

ヘアドネーションで病気の子どもたちに笑顔を

カットした髪の毛を病気の子どもたちに寄付するヘアドネーションは、ある程度髪の長い人なら手軽にできるボランティアです。ヘアドネーションで髪の毛を失った病気の子どもたちのために髪の毛を寄付して、子どもたちに笑顔を届けませんか。

関連記事

ヘアドネーションの団体は日本では、3団体あります。

「JHDAC」

「つな髪」

「HERO」

注意点①31cm以上の長さがあること

ヘアドネーションには、31cm以上の長さが必要です。厳密には12インチ=30.48cmとなっており、31cm表記になっているようです。少しでも短くなるとせっかく寄付した髪の毛が使用できなくなる可能性があるので、少し余裕を持った長さにしておきましょう。

注意点②完全に乾いていること

髪の毛は完全に乾燥した状態にしておきます。少しでも湿っていると、移動中に繊維が傷みやすくなります。また、カビや雑菌などが繁殖してしまうと周囲の髪の毛もダメージを受けてしまいます。

注意点③切り口を輪ゴムでまとめておく

ウィッグは切り口側を根元にして作られるため、切り口と毛先がばらけてしまわないよう輪ゴムでまとめておきます。紐などで縛ると途中でほどける恐れがあるので輪ゴムを使用するようにします。

注意点④髪の毛は同一人物ごとにまとめる

複数の髪の毛を送る場合は、必ず同一人物ごとにまとめるようにします。他の人の髪の毛と混ざらないようにしましょう。

注意点⑤ダメージの少ない髪の毛であること

ヘアドネーションは、できるだけダメージの少ない髪の毛であることが必要です。引っ張ると切れてしまうようなダメージのある髪の毛はウィッグを作るときに使えないので、ヘアドネーションをするときは髪の毛のコンディションを整えてから行うようにしましょう。
「JHDAC」のヘアドネーションの参加手順を紹介します。

髪の毛は31cm以上の長さが必要

ヘアドネーションは、31cm以上の髪の毛の長さが必要です。31cm以上でどのくらいの長さを寄付するのかを事前に決めておきます。

50cm以上の髪の毛が不足している

ロングヘアのウィッグを作るためには50cm以上の髪の毛が必要になってきます。50cm以上の髪の毛は常に不足しているため、50cm以上の髪の人を寄付できるという人は50cm以上を指定して切るようにしてください。

※31cm以下の髪の毛でも無駄にならない使い途がある

ウィッグを作るためには31cm以上の髪の毛の長さが必要ですが、31cmに満たない場合でも違う使い途があります。短い髪の毛は転売して資金にすることで、間接的な支援となります。
髪の毛をどこでカットするのかを決めます。賛同美容室・行きつけの美容室・自宅のいずれかの選択肢があります。

①賛同美容室

賛同美容室でカットしてもらうのが、一番簡単な方法になります。賛同美容室はヘアドネーションの規定のカット方法や注意点などを把握しているため、賛同美容室に「ヘアドネーション希望」の旨を伝えるだけで済みます。送付も美容室で行っているため、自分で行うことはありません。

②行きつけの美容室

行きつけの美容室でカットしてもらう方法もあります。この場合、事前に対応してもらえるかの確認が必要です。また、郵送も自分で行わなければなりません。

③自宅

自宅でカットする場合は、ヘアドネーションの方法をよく理解してから行うようにしましょう。郵送まで自分で行います。

準備するもの

〇はさみ 〇メジャー 〇輪ゴム、ヘアゴム

①髪の毛を何本かに分けて束ねる

髪の毛を切りやすいように何本かに分けて束ねます。毛量が多かったり、太すぎるとはさみが入りにくく、切り口が揃わないことがあります。

②寄付したい長さでカットする

切り口から毛先の長さをメジャーで測り、寄付したい長さに輪ゴムの位置を調整してから、カットします。

③毛束を1本に束ねる

切り口付近のゴムがゆるんでいると、バラバラになるおそれがあるので、同一人物の毛束は1本の毛束にまとめます。

自分で送る場合(JHD&C)

ヘアドナーシート、髪の毛、返信用封筒(受領証希望の場合)を同封して郵送します。

賛同美容室ならお店で郵送してくれる(JHD&C)

ヘアドネーションの賛同美容室であれば、お店の方で郵送までの手続きを行ってくれます。賛同美容室でカットを依頼する場合はヘアドナーシートを持参します。

ヘアドナーシート

ヘアドナーシートは、印刷されたもののほか、手書きでも受け付けています。
※ヘアドネーションの団体によって手順が違うので、確認してから寄付を行うようにしてください。
ヘアドネーションをしたいけれど、賛同美容室がどこにあるのかわからないという場合は、ドネーションカットやウィッグのスタイルカットなどのヘアドネーション活動のサポートを行っている美容室を検索できます。
ヘアドネーションの団体「つな髪」では、15cmからの髪の毛も受け付けています。ヘアドネーションに参加したいけれど、31cmにも満たない人は「つな髪」を利用しましょう。

15cmからの髪の毛の使い途

15cm以上の髪の毛の髪の毛の使い途は「髪の毛付きインナーキャップウィッグ」への利用です。「医療用ウィッグ」にはなりませんが、立派なウィッグとして生まれ変わり、病気で髪の毛を失った子どもたちのもとへ贈られます。

ヘアドネーション団体「つな髪」

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病気の子どもたちに髪の毛を寄付するヘアドネーションに参加しませんか。31cm以上の髪の毛の使い途は医療用ウィッグですが、既定の長さでない短い髪の毛でも使い途はあります。ぜひ、ヘアドネーションに参加して子どもたちに笑顔を届けてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BjyD76QH3pN/?tagged=hairdonation