キッチンカウンターの下は、スペースが余ってしまったり、収納が雑で見栄えが悪くなってしまったりしがちですよね。カウンター下専用の収納シェルフなどもありますが、高価なのでなかなか手を出しづらいところが難点です。それに対してDIYなら、お金をかけずに簡単に収納コーナーを作ることができるのでおすすめですよ。

DIYなら思い通りの棚や収納を作ることができるので、どんなキッチンカウンターにもピッタリの収納を設置することができます。格安の材料を使用すればあまりお金もかかりません。今回は、プチプラで簡単にできるカウンター下収納のアイデアを紹介します。

対面式キッチンにはキッチンカウンターが設置されていますが、その下の空間を有効活用できるのがカウンター下収納です。キッチンカウンターはカウンターテーブルとして使用できるようにカウンター下に空間が開いていますが、奥行きが狭いタイプのものも多く、テーブルとして使用しないで収納スペースとして扱われることも多いです。

キッチンカウンターの下を収納スペースとして活用する方法としては、カウンター下用の収納ラックを購入する方法があります。しかし、ラックは高価なものが多く、また、自宅のキッチンカウンターにぴったりと合うサイズの収納ラックを見つけづらいのがデメリットです。

それに対してDIYなら思い通りの収納になり、安い材料を使えばプチプラでおしゃれなカウンター下収納ができあがるのでおすすめです。壁を傷つけずにDIYする方法もあるので、賃貸に住んでいる方もDIYに挑戦してみましょう。

「ディアウォール」という角材を突っ張り棒のように使えるアイテムを使用すれば、壁や床を傷つけずに備え付けのようなシェルフを作ることができます。高さを自由自在に調整できるので、キッチン下スペースにもピッタリのオリジナルシェルフを設置することができますね。

ディアウォールは壁や床を傷つけないので、賃貸DIYの強い味方です。支柱になる角材を最低限用意すれば、キッチンカウンター下収納以外にもアイデア次第でさまざまに活用できます。しっかりと設置すればかなりの重量にも耐えられるので、テレビ置きや本棚として使用することも可能です。

ディアウォールは角材をはめて突っ張り棒のように使用するので、使いたい場所によって角材の長さを調整する必要がありますが、木材をそのまま使えるので簡単に設置できるでしょう。ホワイト・ブラック・ダークブラウン・ライトブラウンの4色展開なので、部屋に似合うカラーを選ぶことができます。

キッチンカウンター下は奥行きが浅いので、雑誌や本などの見せる収納に最適です。棚板と雑誌の落下防止のための細い木材を付ければ良いだけなので、簡単に作れるのもメリットです。子供のいる家庭では、絵本置き場にするのはいかがでしょうか。子供の目線にぴったりの絵本コーナーが出来上がりますよ。

こちらの手作りシェルフでも「ディアウォール」が使われています。ディアウォールは角材の中でもメジャーな規格のツーバイ材を使用するので、手に入れやすいことがメリットです。色々な木材のツーバイ材がありますが、その中でもSPFは低価格で購入でき、加工も容易なのでプチプラDIYに最適です。

こちらも「ディアウォール」を使ったカウンター下の手作りシェルフです。棚は上部だけに設置して、下の空間はペットの食事スペースとして活用しています。ちょっとしたインテリアを置ける飾り棚を付けるだけで、カウンター下の空間がぐっとおしゃれになりますね。

壁掛けシェルフをキッチンカウンター下に取り付ければ、ちょっとした小物が置ける収納スペースになります。壁掛けシェルフを使う方法だと下の空間に圧迫感が出ないので、カウンター周りをすっきりと見せたいときにおすすめです。

あえてカウンター下いっぱいに収納スペースを作らないことで、キッチンカウンターの印象も引き立ちます。キッチンカウンターをカウンターテーブルとして使用するときにも便利です。

壁掛けシェルフは、棚受け用の金属のブラケットを壁に取り付けて、キッチンカウンターに合わせた長さの棚板を取り付けるだけで簡単に設置できます。ブラケットはいろいろなデザインのものがあるので、キッチンのイメージに合わせたものを選ぶと良いでしょう。

収納ボックスの高さに合わせてカウンター下に壁掛けシェルフを取り付けると、まるで備え付けのような引き出し収納が出来上がります。高さがあまりない収納ボックスを使用すると、カウンター下の空間が非常にすっきりとして見えます。

カウンター下の収納は手が届きやすいので、ついつい色々なものを詰め込みがちですが、統一感のあるインボックスを使用すると整理が楽になり、見た目にも美しくなるのでおすすめです。キッチンカウンター下収納を目隠ししたいときは、インボックスを使う方法が手軽なので挑戦してみてください。

シンプルなインボックスは無印良品のものが有名ですが、サンカのsqu+シリーズのインボックスや100均のアイテムはリーズナブルなのでおすすめです。サンカのインボックスは持ち手の部分が開いているので、オープンシェルフの引き出し収納として最適で、積み重ねることもできるので、さまざまに活用できます。

キッチンカウンターしたのシェルフには、100均のカゴをいくつか並べれば、おしゃれなカトラリー収納になります。見た目が同じなのでどこに何が入っているか迷いますが、おしゃれなラベルを付ければ判別が楽になり、インテリアとしても映えますね。

カフェ風のラベルはパソコンなどで作ってプリントしても良いですが、アルファベットスタンプを使用すると良い雰囲気が出ます。アルファベットスタンプはDIYやクラフトなどで使える場面が多いので、1セット持っているとさまざまに活用できます。

さまざまなキッチンカウンター下収納の方法を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。最近ではディアウォールなどの壁を傷つけないDIY用品が出ているので、賃貸でもDIYに挑戦しやすくなっています。DIYで収納スペースを作れば、カウンター下収納用のラックを購入するよりも格安で、オリジナル性のあるものが作れるでしょう。

格安で購入できるSPFのツーバイ材や100均のアイテムは、プチプラDIYには欠かせないので要チェックです。他にも、DIYで使えるアイテムがたくさんあるので、いろいろと工夫をしてプチプラでおしゃれなカウンター下収納を作りましょう。