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生け花の流派まとめ!特徴や違いは?都内の教室も!【池坊・小原流・草月流】

2018.09.29

生け花の世界、一般人には近寄り難いイメージがありますね。でも、最近では、普通に生け花に接することができるようです。ただ、池坊・小原流・草月流など、流派の特徴や違いが分からないですよね。今回は、生け花の各流派の違いや特徴、必要な道具、教室などのご案内です。

  1. 生け花の世界
  2. 有名生け花の流派、その違いと特徴:①「華道の流派」
  3. 有名生け花の流派、その違いと特徴:②「生け花の3大流派」
  4. 有名生け花の流派、その違いと特徴:③「池坊の生け花」
  5. 有名生け花の流派、その違いと特徴:④「池坊の変遷」
  6. 有名生け花の流派、その違いと特徴:⑤「小原流の生け花」
  7. 有名生け花の流派、その違いと特徴:⑥「小原流の変遷」
  8. 有名生け花の流派、その違いと特徴:⑦「草月流の生け花」
  9. 有名生け花の流派、その違いと特徴:⑧「草月流の変遷」
  10. 有名生け花の流派、その違いと特徴:⑨「生け花に必要な道具」
  11. 和の芸術、生け花を嗜んでみましょう
生け花は、日本人の心を表す伝統に根付いた芸術と言えるでしょう。一般では華道とも称されています。生け花をしてみたくても、道を極めるような世界に踏み込むのには躊躇してしまいますね。そして、生け花と言う特殊な伝統の世界には、数多くの流派が存在しています。その中で、名家と称されているのが、「池坊」・「草月流」・「小原流」です。3大流派とも呼ばれていて、その名称は知る人も多いですね。
格調が高く、一般庶民には門を閉ざしているイメージが強い生け花の世界。でも、今の社会においては、以前のような厳しさや格式にとらわれることもなく、普通の人でも楽しむことのできる習い事になっているようですね。各地域で体験教室なども開かれていて、生け花と言うものに触れてみるのも良いのではないでしょうか。今回は、生け花についてまとめてみました。

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生け花と言うものは、作法などにガチガチに固まっているものではありません。生け方や方法など、様々にある流派で異なった指導をしています。生け花は、京都六角堂の僧が、室町時代に誕生させた芸術の1つです。更に、流派と言うややこしい集合体も、その時に誕生したようです。流派において重要なのが、家元と宗家です。家元とは、その流派の中で一番偉い人の子とです。国政で言えば大統領ですね。家元は、血縁による世襲制になっています。そして、宗家とは、その流派の中心にある家のことです。家元は人で宗家は組織と言うところでしょうか。当主とか本家と言う場合もありますね。
家元が存在するのは生け花の分野だけではありません。茶道、書道、能、日本舞踊などにも家元制 度はあります。以前は囲碁や将棋にも家元は存在しましたが、今はなくなっています。 また、分野によっては「家元」という名称を使わないところもあります。

現在の日本において、流派という組織は、かなりの細分化がされているようです。分かれに分かれて、今では300以上もあるそうです。それでも、名の通った流派はごく僅か。なかなか成り上がっていくには難しい世界のようですね。その流派の中で、最も大きな勢力と言われているのが、「池坊(いけのぼう)」・「草月流(そうげつりゅう)」・「小原流(おはらりゅう)」の3大流派です。日本の生け花界で、大きな力をもつ流派として、常にトップの座を守り続ける勢力と言えますね。
この中で池坊が生け花を確立したといわれており、最も古い流派となります。 それぞれの流派によって、脈々と受け継がれてきた理念や技法は全くことなります。 三大流派を始めとする代表的な流派にはどのような特徴と歴史があるのでしょうか。

【各流派の教室に通うなら道具も必要】 自然の中で生き生きと成長する、草花が持っている美しさと清清しさを表現するのが池坊です。たとえ命が尽きる寸前の枯れかけた草花でも、ありのままの素晴らしさを表現することを心情して、お花を生けていくのです。「立花」・「生花」・「自由花」という3つの技法がメインとなっています。
「立花」は室町時代に成立した技法で、池坊の理念を最も体現する型と言えるでしょう。 「生花」は江戸時代に成立し、草花が生まれる瞬間の美を表現しています。 一方、「自由花」は明治時代以降、西洋化に伴う人々のライフスタイルの中で人気となっていった生け 方です。ルールなどはなく、生ける人の自由に表現することができます。

【各流派の教室に通うなら道具も必要】 天台宗の僧侶池坊専慶が池坊の祖と言われています。池坊が、日本で最も古い流派と言われる由縁です。生け花が歩んできた歴史と共に進んできたのが池坊なんですね。日本の生け花界で、会員数が最も多いのが池坊、伝統の力とも言えるのでしょう。実は池坊が生まれた年はよく分かっていません。1464年(寛正3年)に専慶と言う僧侶が草花を使った表現をして、京都で評判を得ていたということが古い文献に記載されています。
天文年間(1532~1555年)になると、11代目専応は「立花」の体系化をはかりました。花伝書『池坊専応口伝』は池坊華道の基本となるものとして、現在でも門弟に授けられています。

【各流派の教室に通うなら道具も必要】 小原流が行って生け花界に大きな影響を与えたのが、よりたくさんの人々が親しめる、生け花という芸術を作り出したことですね。それが、初代家元考案の「盛花」です。「盛花」とは、広口の器を使って、剣山によりお花を生けることです。行けるというより盛るといった感じなんですね。現在の生け花の世界では、一般的な技法となっています。洋花を使用した生け花を行なったのは、小原流が初めてなんですよ。
時代と人々の居住空間の変化を考慮し、生け花にもその変化を反映させることで発展した流派と言 えます。

【各流派の教室に通うなら道具も必要】 小原流の初代家元は小原雲心(おはらうんしん)です。「盛花」を考案した雲心によって、新しい生け花の基礎を作り出したのです。当時は、世の中全てが西欧の文化に溢れていた頃です。西洋種のお花も日本国に溢れていました。その洋花を生け花に取り入れることで、洋花に合う「盛花」が生まれることになりました。
2代目光雲は男性が占めていた花教授の職を女性にも開放し、生け花文化の近代化に尽力しまし た。3代目豊雲も意欲的な活動を続け池坊、草月流とともに3大流派と言われるまでになったのです。 創流から1世紀、その時代の生活様式の変化にともない生活空間にふさわしい生け花が生み出され ています。

【各流派の教室に通うなら道具も必要】 草月流は、自由な生け花を推奨した、異端児的な流派です。生け花の世界で使用する表現も、伝統のものとは異なる道を進みました。お花を生ける方の個性を最大限に活かしていくような技法を基本としている流派です。
斬新な発想も取り入れ、枯れ枝や石や金属なども花材として使うんですよ。 まるでオブジェのような造形美を表現するなど、常識を破る芸術的な生け花が草月流の真骨頂といえ ます。

【各流派の教室に通うなら道具も必要】 草月流は、1927年勅使河原蒼風(てしがわらそうふう)が起こした流派です。華道家の父のもとで、生け花の世界に身を置いた蒼風ですが、形式的な生け花を続けることに絶望を感じ、父親と決別をして草月流を創流した次第です。
モダンな生け花は新しい時代の家に対応するとして、人々の興味を引くようになります。戦後、さらに自 由を求める世の中の空気におされ、草月流は爆発的に広がっていきました。

生け花を習う際には、必要な道具があります。取りえず揃えておいた方が良い道具をご紹介します。

「花ばさみ」

花や枝を切るものです。2000円くらいからあります。 初めはいいものにこだわらなくても大丈夫だと思います。

「花合羽」

お花を持ち帰る時に包むものです。 500円~1000円くらいであります。 こちらは花袋があれば、新聞紙でも大丈夫です。

「花袋」

花合羽で包んだものを入れる袋です。 1000円~2000円くらいで買えます。 最低限、この3点があればお稽古に通うことができます。

「エプロン」

お花のお稽古って結構汚れるものです。 エプロンも普通のタイプだと膝の上が汚れてしまいがちです。 というのも座って生けることが多いので、普通のサイズだとちょうど膝上あたりが汚れてしまうんですよね。 胸元はそれほど汚れないのでギャルソンタイプで、ポケットの多いものがおすすめです。

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今回は、生け花の流派に関して、様々な情報をご紹介致しました。特に3大流派に数えられる、「池坊」・「草月流」・「小原流」を取り上げたのですが、これから生け花を学んでみたいと言われる方なら、どこにしようか迷ってしまいますよね。そこで、理論などを基本として、きちんと華道を学ぶなら「池坊」がおすすめです。芸術的な観点で、自由奔放な生け花を学んでみたいのなら「草月流」が良いでしょう。更には、生活にも取り入れることの出来るような生け花を学びたいなら「小原流」にしてみてはいかがでしょうか。様々な流派がありますが、生け花教室のようなスクールやサークルの費用には、あまり差がないようですね。ただ、先生宅でのお稽古などは、お月謝の他にいろいろとかかるようですので、ご注意を。