ちぎり絵は、身近にある材料で簡単な作り方で楽しめるアート!
子供から大人まで、誰でも簡単に楽しむことが出来るアートのひとつに「ちぎり絵」があります。身近にある材料で手軽に始めることが出来るのも魅力的。また指先を使うことから脳の活性化にも効果的で、アートセラピーとしても注目されています。
ところで、ちぎり絵ってどういうものか分からないという人もいるかもしれませんよね。まずは、ちぎり絵について簡単に触れておきます。
ちぎり絵とは?
ちぎり絵とは、手でちぎった紙を台紙に貼っていき表現した絵のことです。貼り絵やちぎり紙とも呼ばれています。主な材料としては、古くから使われている「和紙」があります。手でちぎった部分の質感が独特な雰囲気を醸し出すので、それもまた魅力的です。
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ちぎり絵に必要な材料や道具は?
ちぎり絵を始めるときに必要な材料、あると便利な道具などを確認していきます。
ちぎり絵に必要な材料・道具①和紙や折り紙などの色紙
ちぎり絵アートを作っていく材料となる和紙や折り紙など。シンプルな色紙、柄物から新聞紙でもOK。マスキングテープも◎
ちぎり絵に必要な材料・道具②台紙
①の材料を貼っていく台紙となる画用紙などの厚紙。色紙やポストカードなどを利用すれば、プレゼントにもピッタリ。
ちぎり絵に必要な材料・道具③のり
②の台紙に①の材料を貼っていくのり。スティックタイプ、チューブなど使いやすいタイプでOK。
ちぎり絵に必要な材料・道具④その他
下書きには鉛筆、のりで貼ったときの細かい部分など形を整えるときには「目打ち」があると便利です。
ちぎり絵の簡単な作り方「基本」
ちぎり絵の簡単な作り方の基本的な流れをチェックしていきましょう。
ちぎり絵の簡単な作り方「基本」①準備
まずは、材料など必要な道具を準備します。少なくとも和紙や色紙、のり、台紙を用意しましょう。
ちぎり絵の簡単な作り方「基本」②下絵
まずは、台紙となる画用紙などに完成図となる図案の「下絵」をします。
ちぎり絵の簡単な作り方「基本」③和紙などの材料をちぎる
台紙に貼っていく和紙や色紙などの材料を手でちぎっていきます。
ちぎり絵の簡単な作り方「基本」④台紙に貼る
ちぎった和紙や色紙にのりを付けて、下絵を描いた台紙に貼っていきます。
ちぎり絵の簡単な作り方「基本」⑤形を整える
細か部分などを含め、下絵に合わせて形を整えたら完成です。
ちぎり絵の簡単な作り方コツ①【下絵の書き方】
ちぎり絵の下絵は、フリーハンドでOK。台紙に鉛筆で完成させたいアートの下絵をしていきます。塗り絵アートの外枠のようなイメージです。
描くアートは、風景・物・動物・植物・モチーフ・キャラクターなど何でもOK。もちろん文字も◎フリーハンドはムリという人は、チャコペーパーなどを利用するのもおすすめです。
ちぎり絵の簡単な作り方コツ②【材料のちぎり方】
材料に和紙を選んだ場合には、まず和紙の横目と縦目を確認。縦目を見つけたら、紙の目が上下方向になるように手で持ちます。
右手の親指と人差し指で紙を挟んだら、ひねるようにちぎるのがポイント。注意点としては、和紙は爪を立ててちぎると、和紙の特徴である綺麗な毛羽立ちが出せないところです。
ちぎるサイズは自由です。色や形もバラバラで構いません。あえてバラバラにすることで完成したときにダイナミックなアートにすることもGOOD。子供も大人も独創性を大切に自由に楽しむところが「ちぎり絵」の魅力であり楽しみ方ともいえます。
ちぎり絵の簡単な作り方コツおすすめ動画をチェック!
ちぎり絵の簡単な作り方コツは、本や動画を参考にするのもおすすめ。また、下絵はもちろん材料が揃ったキットも販売されているので、利用すれば簡単に始めることが出来て便利です。おすすめ動画をピックアップでチェックしてみましょう♪
ちぎり絵の簡単な作り方コツおすすめ動画①ちぎり絵で遊ぼう♪
子供の感覚を育てる効果も期待出来るちぎり絵。色紙を選ぶ段階から紙をちぎる感覚、創造性を働かせるのにも効果的です。遊びながら自然と育てることが出来るので幼稚園や学校はもちろん自宅での遊びにもおすすめです。子供はもちろん大人の初心者にも流れを理解するのに◎
「用意するもの材料」折り紙、のり、下絵が描かれた画用紙など。
ビリビリちぎった折り紙で絵を描く「ちぎり絵」をご紹介します。絵の具やクレヨンの代わりにちぎった折り紙をノリで貼ってカラフルに色をつけていきます。折り紙を細かくちぎることは、やぶく感触が楽しめるだけでなく、小さな子どもの指先の使い方を養う効果もありますよ。
ちぎり絵の簡単な作り方コツおすすめ動画②ちぎって貼るだけ!手軽にちぎり絵講座 ダイジェスト
ちぎり絵の基本的な流れをダイジェストで紹介している動画です。大人のちぎり絵初心者はもちろん、作り方コツの再確認にも良いと思います。
「ちぎり絵」。見たり聞いたりしたことはあっても、実際にやったことがあるという方は意外に少ないのではないでしょうか? 一見難しそうに見えるちぎり絵ですが、下書きに沿って和紙を切り貼りしていくので、実は絵を描くことに自信がない方や初心者の方でもチャレンジしやすいです。
ちぎり絵の簡単な作り方コツおすすめ動画③ちぎり絵 作り方 ~和紙ちぎり絵 辻が華~
あたたかみのある和紙で作るちぎり絵。下絵チャコペーパーを使って書くやり方から紹介しているのもポイント。本格的に和紙でちぎり絵を楽しみたい大人の方にもピッタリです。
ちぎり絵を始めるなら「本」や「キット」を利用もおすすめ!
材料を準備したり、下絵を描いたりするのは面倒という人には「ちぎり絵キット」が便利です。また、ちぎり絵の作り方の本も色々販売されています。
ちぎり絵の作り方が分かるおすすめ本
誰にでも簡単にできる 新聞ちぎり絵 季節の挨拶状「価格」1,512円
賀状・ひな祭り・節分・端午の節句・七夕・重陽の節句・ 暑中お見舞い・バースデーカード・クリスマスカードなど季節の挨拶状作品が全135点、消しゴムで簡単にで出来る落款の作り方を掲載。「誰にでも簡単にできる 初めての新聞ちぎり絵」の続刊です。
新聞のカラー広告を指でちぎって貼るだけで完成。誰にでも簡単にできるちぎり絵。下絵付きなので、子供から大人まで簡単に楽しめます。
見て楽しく、作って楽しく、絵手紙にして送り、 とても喜んでもらうことができました。 想像以上に味わいのある作品に仕上がると思います。 作るためのヒントがありました。
ちぎり絵スターターキットおすすめ
四季の和紙ちぎり絵手作りキット 3個セット「価格」1,300円
絵柄を大きくデザインしてあるので、初心者にもおすすめです。手軽にお部屋や玄関先、お店に和の季節感を取り入れることができてインテリアにも◎
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まとめ
子供から大人まで誰でも簡単に出来る「ちぎり絵」についてご紹介してみました。子供の知育玩具としてエコで手軽に楽しめるので、親子で一緒に時間を過ごすのにもピッタリです。
細かい作業のちぎり絵は、脳の活性化が期待できて指先の訓練にもなるので、高齢者の方のレクレーションにも適しています。
作り方も簡単で、材料も紙とのりがあればOK。動画などで紹介されている作り方を参考にするのも◎100均ショップでも売られている塗り絵を下絵に利用するのも良いですね。創造性を大切に自由なアート「ちぎり絵」は、アートセラピー効果もあるので趣味としてもおすすめです。