コーヒー豆は産地ごとに特徴がある！
ブルーマウンテン・キリマンジャロ・モカなど、なんとなく名前を聞いたことがあるけれども詳しくはわからないコーヒーの種類。実は、産地によって味や香りに違いがあります。そもそもコーヒーは、栽培するのがとても難しく、産地が限られていることでも有名です。コーヒーは温暖な気候を好むので、多くが赤道付近で栽培されていて、栽培されている地帯を「コーヒーベルト」と呼びます。
『コーヒーベルト』の地図
引用: https://kubogen.com/wp-content/uploads/coffee-img/coffee-img-002.jpg
こちらがコーヒーベルトの地図です。南北25度の幅で地球を一周していて、平均気温15〜20度で霜降りのない気候と程よい雨量、水はけの良い土質などが特徴です。
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コーヒー豆のおすすめ&特徴を産地別ランキング形式でご紹介！
ここからは各国で栽培されいているコーヒー豆のおすすめと特徴を産地別のランキング形式でご紹介します。
【産地別】コーヒー豆のおすすめランキングと特徴【第10位】ハワイ島
第10位は、観光地としても人気の高いハワイ島です。ハワイ島は、地図上ではグァテマラの左側、コーヒーベルトの範囲内に位置しています。ハワイ島の有名なコーヒーといえば、「コナ」です。
コナコーヒーの特徴は？
コナコーヒーは、世界三大コーヒーの一つとしても有名です。強い酸味が特徴で、そこに柔らかな苦味と甘い香り、コクが加わります。コナは希少で高価な豆なので、世界のコーヒーの生産量の1%以下しか生産されていません。100%の純粋なコナコーヒーは極めて珍しく、一般に販売されているものの多くが、他の豆とのブレンドです。
【産地別】コーヒー豆のおすすめランキングと特徴【第9位】コスタリカ
コスタリカは、コーヒーベルトの地図では右側に位置している中央アメリカ南部に位置する国で、四国と九州を合わせたくらいの小さな国です。中南米の中では比較的安全な国と言われています。
コスタリカコーヒーの特徴は？
そんなコスタリカコーヒーの特徴は、軽めでクリアな飲み口です。酸味が豊かで、深いコクと苦味、香りのバランスが絶妙です。
【産地別】コーヒー豆のおすすめランキングと特徴【第8位】タンザニア
タンザニアは、コーヒーベルトの地図上では左側に位置する東アフリカの国です。自然溢れる国で、「キリマンジャロ」が有名です。キリマンジャロコーヒーはその名の通り、キリマンジャロ山域近くで栽培されているコーヒー豆です。
キリマンジャロコーヒーの特徴は？
キリマンジャロコーヒーは、強い酸味とコクが特徴です。その酸味の強さと深い味わいから、「野性味溢れる味」と称されることも多くあります。
【産地別】コーヒー豆のおすすめランキングと特徴【第7位】ケニア
ケニアはコービーベルトの地図では左側の東アフリカに位置する国です。「ジャンボ！」というスワヒリ語の挨拶や、マサイ族が有名です。
ケニアコーヒーの特徴は？
ケニアコーヒーは、フルーツのような爽やかな風味が特徴です。カシスやブルーベリーのような甘みのある味わいとも言われています。全体的に品質が高く、特にヨーロッパでは一級品として高値で取引されていることも多くあります。
【産地別】コーヒー豆のおすすめランキングと特徴【第6位】グァテマラ
グァテマラは、コーヒーベルトの地図の右側、中央アメリカ北部に位置する国です。マヤ文明の遺産と大自然を体感することができます。スターウォーズのロケ現場になったティカル国立公園などがあります。
グァテマラコーヒーの特徴は？
フルーツのような酸味とコクに優れ、香りも高く、華やかでキレの良い後味が特徴です。苦味は軽快なので、比較的飲みやすいコーヒーと言えます。
【産地別】コーヒー豆のおすすめランキングと特徴【第5位】コロンビア
コーヒーベルトの地図では右下に位置する南アメリカ北西部に位置するコロンビアは、2018年のW杯の日本代表の対戦相手としても有名になりました。コロンビアは、ブラジル・ベトナムに次いで世界第3位のコーヒー生産量を誇っています。
コロンビアコーヒーの特徴は？
コロンビアでは、完熟した実だけを摘み取る製法で、その甘みも芳醇で、柔らかいコクを持っています。酸味は強すぎず、トロピカルな味わいとも言われています。比較的安価で手に入れることができます。
【産地別】コーヒー豆のおすすめランキングと特徴【第4位】インドネシア
インドネシアは、コーヒーベルトの地図で真ん中やや左側の東南アジア南部に位置する国です。バリ島など観光地としても人気で、コーヒーでは、「マンデリン」「トラジャ」「ジャワ」など有名なコーヒーが複数あります。
マンデリンコーヒーの特徴は？
マンデリンコーヒーは、インドネシアのスマトラ島で生産されている高級な銘柄です。酸味は控えめで、深いコクと程よい苦さが特徴で、独特な後味のエキゾチックな味わいが人気です。苦味がしっかりしているので、カフェオレにも向いています。
トラジャコーヒーの特徴は？
トラジャコーヒーは、インドネシアのスラウェシ島にある標高1200mの山岳地帯トラジャ地方で栽培されているコーヒーです。比較的大粒の豆が特徴で、柔らかい苦味と深いコクが特徴で、甘みもあります。
ジャワコーヒーの特徴は？
ジャワコーヒーは、インドネシアのジャワ島産のアラビカ種のコーヒーです。見た目は濃いけれども、丸くマイルドな味で、渋みが少なく飲みやすいコーヒーです。
【産地別】コーヒー豆のおすすめランキングと特徴【第3位】ブラジル
コーヒーベルトの地図で右側にある南アメリカに位置する国です。サッカーやリオのカーニバルなどで有名な国です。ブラジルは、世界最大のコーヒー産地で、生産量も輸出量も世界第一位を誇ります。
ブラジルコーヒーの特徴は？
日本でも多く流通している豆ということもあり、安心感のあるテイストです。ブレンドにもよく使われていて、柔らかで透明感のある後味、程よい酸味と苦味でバランスの良い味わいです。
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【産地別】コーヒー豆のおすすめランキングと特徴【第2位】ジャマイカ
コーヒーベルトの地図では右側の中央アメリカに位置する国です。レゲエの神様ボブ・マーリーの国としても有名で、ビーチリゾート観光地として人気があります。そんなジャマイカのコーヒーといえば、最高級の品質とも言われている「ブルーマウンテン」です。コーヒーの王様とも呼ばれています。
ブルーマウンテンコーヒーの特徴は？
ジャマイカで生産されるコーヒーのうちのごく一部の産地の斧がブルーマウンテンとしてブランドづけられています。香りが高く、調和の取れた味わいと軽い口当たり、滑らかな喉越しが特徴です。
【産地別】コーヒー豆のおすすめランキングと特徴【第1位】エチオピア
エチオピアは、コーヒーベルトの地図の左側、東アフリカに位置する国です。カレーでも有名な国で、歴史的建造物が優れた状態で保存されている国としても有名です。そんなエチオピアのコーヒーといえば、「モカ」です。
モカコーヒーの特徴は？
香味に優れていて、独特のフルーティーな酸味を持ち、甘みとコクのバランスもとても良いコーヒーです。日本でもとても人気が高いコーヒーです。ピーチやマスカットのようなスッキリした香味が広がる「モカイルガチェフェ」は世界的に高値で取引されています。
まとめ
いかがでしたか？ブルーマウンテン・キリマンジャロ・モカなどの有名なコーヒーを、それぞれ産地別でランキング形式でご紹介しました。産地によって酸味が強かったり、香りが強かったりコーヒーの中でも異なったテイストがありましたね。コーヒーのイメージがなかった意外な国もあったのではないでしょうか。毎日コーヒーを飲むという人も、そうではない人も、それぞれの産地に注目してより深いコーヒーの楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか？テイストの違いでよりコーヒーを楽しめること間違いなしです！
