// FourM
Agjagcyld7ehcswftwjw

ウイスキー

CATEGORY | ウイスキー

ウイスキーのバーボンとスコッチの違いとは?おすすめの飲み方と味わい方

2024.02.25

バーボンとスコッチ。二つの異なるウイスキーの違いをご存知ですか。それぞれには産地や原料などの違いがあり、もちろん味や風味も個性的です。高級感漂うものからお手頃なものまで、ウイスキーのバーボンとスコッチの違いやおすすめの飲み方、銘柄などをご紹介します。

  1. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】そもそもウイスキーって?
  2. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】「五大ウイスキー」とは?
  3. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】主な違いは7つ
  4. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】おすすめの飲み方
  5. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】美味しいハイボールの飲み方
  6. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】おすすめのバーボンとスコッチ
  7. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】バーボンウイスキー ワイルドターキー8年
  8. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】バーボンウイスキー メーカーズマーク
  9. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】ブレンデッドスコッチウイスキー バランタイン ファイネスト40度
  10. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】シーバスリーガル 12年 700ml ブレンデッドスコッチウイスキー
  11. 【ウイスキーのバーボンとスコッチの違い】お好みの1本を見つけよう!
バーボンとスコッチ。言葉は全く違いますがどちらもウイスキーの仲間です。それでは、ウイスキーがどういうお酒なのかご存知ですか。ウイスキーは、麦芽を作る(精麦)→仕込み(糖化)→仕込みで作った麦汁をアルコール分約7%の発酵液に変える(発酵)→発酵液(もろみ)の蒸留→熟成(貯蔵)の過程を経て作られます。ウイスキーは、大麦、小麦、ライ麦、とうもろこしなどが主な原料です。
ウイスキーは「蒸留酒」の仲間に入ります。同じ仲間にはブランデー、焼酎、泡盛などが蒸留酒になります。一方、発酵の後の蒸留の過程を経ることなく作られたお酒を「醸造酒」といいます。醸造酒の仲間には、日本酒やワインなどがあります。

関連記事

バーボンとスコッチは、それぞれ「五大ウイスキー」の中の一つになります。「五大ウイスキー」とは、産地の違いにより以下の5つのカテゴリーに分けられます。
その5つのカテゴリーには「アメリカンウイスキー(アメリカ)」、「スコッチウイスキー(スコットランド」、「カナディアンウイスキー(カナダ)」、「アイリッシュウイスキー(アイルランド)」、「ジャパニーズウイスキー(日本)」があります。
スコッチは「スコッチウイスキー」、バーボンは「アメリカンウイスキー」のカテゴリーに入ります。「五大ウイスキー」の中には、このように日本も属しています。
それではバーボンとスコッチの違いをご紹介しましょう。同じウイスキーでも銘柄により風味は異なりますが、それぞれには以下のような明確な違いがあります。あまり馴染みのない人でも、二つのお酒が別のお酒であることがハッキリわかります。

①産地の違い 「スコットランド」?or「アメリカ」?

「五大ウイスキー」のところでご紹介したように、バーボンは「アメリカンウイスキー」に、スコッチは「スコッチウイスキー」の仲間になります。造っている産地が全く異なります。

②表記の違い 「Whisky」?or「Whiskey」?

スコッチウイスキーは「Whisky」、アイリッシュウイスキーは「Whiskey」と表記します。「e」が入るか入らないかの微妙の違いですが、これによりどちらの流れを汲むウイスキーなのか理解できます。バーボンはアイリッシュ系移民が始めたと言われているところから「Whiskey」の表記になります。
ちなみに「ジャパニーズウイスキー」は、スコッチ系ウイスキーの流れを汲むので「Whisky」と表記されます。

③原料の違い 大麦?小麦?ライ麦?

バーボンには、原料の51%以上を「とうもろこし」で占めなければならないという決まりがあります。残った割合は、大麦、小麦、ライ麦などで構成されます。ちなみにとうもろこしの割合が80%以上になると「コーンウイスキー」という名称になります。
一方、スコッチの場合は、一般的には大麦(モルト)が原料になります。

④蒸留方法の違い  単式蒸留機?or連続式蒸留機?

バーボンは、基本的には連続式蒸留機で80度以下の温度帯で蒸留し、スコットは単式蒸留機で94.8度以下の温度帯で、2回もしくは3回蒸留します。
ちなみに「連続式蒸留機」は、主に原料の風味をなるべく残すことなく、高い度数の酒を効率的に作るときに用いられます。バーボンの他には、グレーンウイスキー、アルマニャック、甲種焼酎などがこの方式で作られます。
「単式蒸留機」は、「連続式蒸留機」とは反対に、主に原料の風味を残したい時に、アルコール度数を高い状態を保ちながら用いられる方式です。スコッチの他に、テキーラ、コニャック、本格焼酎、泡盛などがこの方式を用いられます。

⑤樽の違い 新樽?or使用済み樽?

バーボンは、ホワイトオークの新品の樽の内側を、バーナーで焦がしたものを使います。新樽を使うことで樽に含まれるエキスをストレートに短期間で吸収できます。
一方、スコッチは、ワイン、シェリー酒、ビールなどで使った使用済みの樽を使います。そうすることで使用済みの樽で使われていた他のお酒の風味が合わさることで、深みのある芳醇な味わいのあるウイスキーに仕上がります。

⑥熟成期間の違い 長期間?or短期間?

バーボンの樽での実質的な貯蔵年数は、特には決められてはいません。一般的な熟成年数はおおよそ4年〜6年です。ちなみに熟成期間が2年以上のバーボンを「ストレートバーボン」と呼ばれています。
一方のスコッチは、樽の中で3年以上熟成させなければならない決まりがあります。一般的には熟年年数は10年〜12年熟成させたものが主流です。

⑦味の違い

このように産地、原料、蒸留方法、樽、熟成期間とあるゆることが異なるバーボンとスコッチ。銘柄による違いもありますが、当然ながら両者の間には味の違いも感じられます。
バーボンは、新樽を使用しているので混ざり気のないハッキリとした味わいが特徴です。焦がした木による辛味とバニラやプリンのようなカラメル系の甘みを味わえます。
スコッチは、使用済みの樽を使うので色々な酒の風味が混じり合った高級感漂う芳醇な味わいが特徴です。また熟成期間も長いので上品な口当たりと、主張しすぎない甘みと酸味が特徴です。
次にバーボンやスコッチのおすすめの飲み方をご紹介します。最初は直接ウイスキーの味を実感するための飲み方としてストレートをおすすめします。ほんの少し下に絡ませる程度で構いません。そのあとはハイボールなどで飲んでみてはいかがでしょうか。暑い夏にはピッタリのハイボール。そこで、美味しいハイボールの飲み方をご紹介します。
ハイボールとは、ウイスキーのソーダ割りのことです。ウイスキーをソーダで割ると、ソーダの爽やかさと口当たりの良さによりウイスキー本来の味がより引き立ちます。作り方はとても簡単です。

材料

ウイスキー30ml、ソーダ水70ml、氷適量。

作り方

①グラスいっぱいに氷を入れます。②ウイスキーを注ぎます。③ソーダ水を注ぎ入れます。④炭酸が逃げないようにマドラーで静かに混ぜます。
ウイスキーとソーダの割合はお好みにより調節可能です。簡単に誰でも作れるウイスキーの美味しい飲み方です。特に暑い夏にはぴったりのハイボールを、早速試してみてはいかがですか。
実際の違いを知るには、それぞれを飲み比べて自分の下で確認することが最も近道です。手頃に手に入る銘柄のものから、スーパーではなかなかお目にかかれない高級品の銘柄まで、数多くの種類があります。今回は決して高級では無いにしろ、多くの人から支持されるおすすめの銘柄のバーボンとスコッチをご紹介します。あなたのお好きな飲み方で味を確かめてみてください。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/818Ksw%2BL%2BOL._SL1500_.jpg
バーボンらしいカラメル系の甘みと、樽で使った焦がした木の香ばしい風味が特徴のバーボンです。熟成期間も8年とバーボンの中でも長期間なので、まろやかで癖の少ない口当たりが、初心者から熟練者まで幅広い人に支持されている銘柄のおすすめバーボンです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91ixJHfyvxL._SL1500_.jpg
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71JjiFmjlsL._SL1000_.jpg
小麦を原料としたバーボンです。ストレートな甘みと小麦のまろやかさにより、とても口当たりの良いバーボンです。決して高級ではなく価格もお手頃な銘柄です。バーボン初心者におすすめです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61iZ3a4ycIL._SL1000_.jpg
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/818C2aKG59L._SL1500_.jpg
40種類ものシングルモルトをブレンドすることで実現した豊かで滑らかな風味が特徴です。お手頃価格も嬉しいおすすめのスコッチです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81Y67Bu%2BlEL._SL1500_.jpg
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/814SLg54PBL._SL1500_.jpg
まろやかでクリーミーな舌触りが特徴で、熟したリンゴと蜂蜜のような風味が格別です。高級感漂う円熟した味わいは飲む人を選り好みしません。長くまろやかな余韻をお楽しみください。全ての人におすすめの銘柄です。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71pykFwpeRL._SL1280_.jpg

関連記事

今回はバーボンとスコッチの違いや美味しい飲み方、おすすめの銘柄などをご紹介しました。あまり馴染みにない人にとって、高級なイメージ漂うバーボンやスコッチを飲む機会はとても少ないでしょう。でも決して高級な銘柄ばかりではなく、近くのスーパーでもお手頃なバーボンやスコッチは数多くあります。
口当たりの良いバーボンやスコッチに出会えば、しばらくは味の虜になってしまうでしょう。ぜひあなた好みの1本を見つけてみてはいかがでしょうか。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/nao_syakkun/status/1024630985927708672