タイトルを見て「え？ベルトにサイズなんであるの？むしろズボンのサイズを調整するためにあるんじゃないの！？」となった方はいませんか。実は、メンズ用のベルトには、サイズがきちんとあるんです。

父親や働く彼氏へのプレゼントとしても、人気が高くおすすめのベルトですが、サイズを知らないまま買ってしまうと、後から後悔してしまうことも、、。

今回は、ベルトのサイズの測り方や選び方まで、ベルトについてのあれこれをご紹介していきますね。

メンズのベルトのサイズは、各ブランドによって表記の方法が違います。一般的によくある表記は、70や75センチといった、5ミリ単位で表記されているものです。ここで注意したいのは、表記の長さは、ベルト全体の長さでは無いということです。

ベルトの長さの表記は「留め金の付け根部分から、ベルト真ん中の穴部分までの長さ」です。ですので、表記の長さが80センチだからといって、ベルト全体の長さが80センチという訳ではありません。少しややこしいですよね。全体の長さにしてくれたら、ウエストからベルトの長さを判断出来そうなものですが、こればかりは仕方ありません。

各々に合ったベルトのサイズを測る方法は、「バックルのピンの先端から、今現在使っているベルトの穴までの長さ」を測る方法です。バックルを外して測る方法もありますが、こちらの方法は、外す必要もなく、手軽に測っていただけると思います。

この方法で測った長さが、各々のベルトサイズとなります。

新しいベルトを購入する際に、一番確実な方法は上記の方法などで、「今、使っているベルトの長さ」を測ることです。これが、一番確実ですが、今使っているものが無い場合や、サイズが合っていないような気がするという方には、この方法は難しいですよね。

また、ベルトのサイズ表記も、ウエストの長さと同じではないし、サプライズでメンズにプレゼントしたい方は、尚更わからないですよね。

そんな時に、一番おすすめなのが、「フリーサイズのベルトを選ぶ」ということです。実は、メンズ用ベルトには、切ってサイズを調整できるものと、調整できないものがあります。フリーサイズのベルトは、購入後に、切って使ってもらうことが前提なので、サイズを気にする必要もありません。

メンズ用ベルトを選ぶ際に注意したい点は、そのベルトをどんなファッションの時に使用したいかです。例えば、スーツなら、腰やウエストに合わせて着用すると思います。しかし、通常よりズボンを少し下げて履く、いわゆる腰パン等で履く場合は、普段より大きめのサイズを選ぶ必要があります。

そのベルトを使用する時の、コーデによって多少、選ぶべきサイズは変わってきますので注意が必要です。

「ベルトの幅や厚みとベルトループ」についても考える必要があります。なんだか難しそうな響きに聞こえるかもしれませんが、難しく無いので安心してくださいね！ベルトループとは、ズボンにあるベルトを通すところのことです。

ベルトループの幅が細めのズボンに、アクセントでやや厚みや幅のあるベルトを着用しようとした際に、ベルトループの幅がベルトの幅に比べて、細く入らないことがあります。

きれいめなスラックス等は、ベルトループの幅が細めのことが多いです。

細めの幅のベルトを着用する際は、基本的には何も心配もいりませんが、ベルトループは調整できないものなので、幅のある厚めのベルトが好きだという方には、注意が必要です。

メンズの皆さん、ベルトって何番目の穴に通すことが理想か知っていますか。実はベルトは、「真ん中の穴に通した際に、一番カッコよくキマるようにデザイン」されています。

例えば、穴が5つある場合は、3番目の穴に通すのが、一番そのベルトがキレイに見えるのです。

プレゼントしたい相手のウエストが、特に大きかったり、細かったりするわけじゃないし、平均的なサイズでいいかなと思う方もいるのではないでしょうか。

一般的には、身長が170センチの方の平均ウエストは70センチです。ウエストが70〜75センチの方で、ベルトサイズは80〜85センチぐらいです。メタボと言われる方のウエストは85センチ以上です。

こちらが、ウエストから判断できる一種の目安になるかと思います。

ベルトをカットする時は、真ん中の穴に合うように調整して、カットをすることが基本となります。また、ベルトは一度カットをしてしまうと、調整が不可能となってしまいますので慎重にカットをしたいものです。

ベルトは自宅で簡単にカットすることができます。カットする際は、まずはバックルを外します。続いて、ベルトをカットしていきますが、一度失敗してしまうと、取り返しがつかないので、はじめは少し長めにカットし、少しづつ慎重に調整しながらカットしていくようにしましょう。

また、カットする際は、ベルトの穴は先ほど説明したように、真ん中に通せるようにカットしていきます。

カットが終わると、またバックルをつけて完了です。

大切な人へのプレゼントにおすすめのベルトですが、その中でも特におすすめのブランドをご紹介します。

1860年設立された「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス）」は、英国の伝統的かつ希少なブライドルレザーを扱う代表的なブランドです。イギリスにて手作業を中心とした生産を貫いている歴史あるブランドです。

こちらのベルトは耐久性に優れており、使い込むほどに美しい光沢が生まれます。大人の男性へのプレゼントにおすすめしたいブランドです。

Felisi（フェリージ）は、1973年にイタリアで設立されました。こちらのベルトの幅は3センチなので、ほとんどのズボンに通すことができます。デザインもかなり洗練されており、ビジネスシーンにはもちろん、普段使いにもおすすめです。また、時代に左右されないシンプルなデザインは、年齢を問わず多くの方に長く愛用してもらえます。

ベルトをプレゼントしたいけど、ビジネス用とプライベート用を迷っている方や、どのようなものがいいのか分からないという方には、こちらのベルトはシンプルで、年齢問わず万人に好かれるのでおすすめです！

いかがでしたか。今回は、ベルトサイズの測り方や選び方、ベルトを着用する時の正しい穴の位置まで、ベルトのあれこれをご紹介しました。自分自身に購入される方はもちろん、プレゼントにベルトをお考えの方の参考になれば嬉しいです。意外と見られているベルトですので、その人に合った素敵なものを見つけてくださいね！

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。