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俳句と川柳と短歌の違いって?ルールや書き方のコツを知ろう!

2018.07.30

俳句・川柳・短歌は子供から大人まで楽しめる、日本特有の短い詩歌です。3つとも似通ったイメージがありますが、その違いとはどこにあるのでしょうか。今回は俳句・川柳・短歌それぞれの違いやルール、季語、書き方のコツなどについてご紹介します。

  1. 俳句・川柳・短歌ってどう違うの?
  2. 俳句・川柳・短歌の違い・ルールと書き方のコツ【俳句編】
  3. 俳句・川柳・短歌の違い・ルールと書き方のコツ【川柳編】
  4. 俳句・川柳・短歌の違い・ルールと書き方のコツ【短歌編】
  5. それぞれの違いを理解しながら俳句・川柳・短歌を楽しもう
俳句・川柳・短歌は日本人にとっては非常に馴染みの深いものです。テレビでもこれらを題材にした番組などがありますし、コンクールが開かれたり、日常の中で触れる機会はたくさんあります。この俳句と川柳と短歌、3つとも似たようなイメージがありますが、それぞれ明確な違いがあるのです。
それではその違いとは一体どのようなことでしょうか?俳句・川柳・短歌の違いを、ルールや書き方のコツなどとともに見ていきましょう。
俳句は5・7・5の17音定型で詠みます。このリズムだけで見れば後述する川柳と同じですが、俳句は季語・切れ字が入るという点で川柳と大きな違いがあります。
季語とは季節を表す言葉のことで、その言葉によって表す季節は違います。俳句はこの季語を必ず入れなければなりません。また、句の切れ目に使う「や」「かな」「けり」などの助詞・助動詞を切れ字と言い、これも俳句の中で見られる特徴です。
古池や 蛙飛び込む 水の音
引用元: 松尾芭蕉

これは松尾芭蕉の有名な俳句です。季語は「蛙」で、表している季節は春です。「古池や」の「や」が切れ字に当たります。このように、昔ながらの文語調の表現を用いながら、季節に関連する事柄などを詠むのが俳句です。
書き方のコツとしては、季語・切れ字など入れ込まなければならない言葉をしっかり盛り込むこと、1つの俳句で季語を2つ以上入れないこと、文語表現で書くこと、などが挙げられます。
「サラリーマン川柳」など、現代人にとってことさらなじみ深いのはこちらの川柳ではないでしょうか。
川柳は5・7・5の17音定型で詠みます。この部分だけ見ると俳句と一緒ですが、俳句と異なる点は、5・7・5のリズム以外特にこれといったルールがないことです。何かの情景や心情を歌ってもよいですし、風刺的な事柄やユーモラスな表現をしてもOKです。
電子化に ついて行けずに 紙対応

これは第31回サラリーマン川柳でベスト10内に選ばれた川柳です。会社の中で押し寄せるデジタル化の流れについて行けず取り残されるサラリーマンの哀愁と、アイドルの手厚い対応を表す「神対応」というフレーズをかけているおもしろさがあります。
こういった言葉遊びが楽しめるのも川柳の魅力の1つでしょう。書き方のコツはとにかく自由に書いてみることです。
短歌とは前述した俳句や川柳とはリズム自体が違い、5・7・5・7・7の31音からなる歌です。前半の5・7・5の部分は「上の句」、後半の7・7の部分は「下の句」と呼びます。
短歌にはそのほか特に細かい決まりごとがありません。季節や景色の情景を歌ってもいいですし、自分の心情を歌ってもいい、とても自由に作ることができます。
くれなゐの 二尺伸びたる 薔薇の芽の 針やはらかに 春雨の降る
引用元: 正岡子規

これは明治時代の有名な俳人、正岡子規の短歌です。情景が浮かんでくるような美しい歌ですね。
俳句や川柳より長いので少し難しいと思われるかもしれませんが、リズムを大事にしながらまずは素直に歌ってみるのが書き方のコツです。

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いかがでしたでしょうか。俳句と川柳と短歌は、似ているようで明確な違いがあります。3つとも長い歴史がありながら、現代においても変わらず親しまれています。特別な道具も必要なく、いつでも誰でも作ることができるので、幅広い世代が楽しめるところも魅力的ですね。それぞれの特徴を理解しながら、ぜひ気軽に俳句・川柳・短歌を楽しんでみてください。