// FourM
Vrctpndu5gx5t2vqqujb

練習

CATEGORY | 練習

デッサンとは何か?スケッチ・模写との違いって?デッサンの書き方と練習法

2024.02.25

「絵を描くこと」といえば、スケッチ?デッサンとは何か?デッサンとスケッチの違いや、デッサンの描き方や練習法、モチーフ、人物像の模写のコツなどをご紹介します。デッサンとは何かわかっていないという人もしっかり違いを捉えましょう!

  1. デッサンとは何か?そもそもどういう意味?スケッチ・模写との違いって?
  2. デッサンとは何か?スケッチ・模写との違い①|精密さ
  3. デッサンとは何か?スケッチ・模写との違い②|目的
  4. デッサンとは何か?スケッチ・模写との違い③|描く上で犠牲にするもの
  5. デッサンを上達させる練習法とコツ、おすすめの本をご紹介!
  6. デッサンの描き方と練習法①|球体を描いてみる
  7. デッサンの描き方と練習法②|立方体を描いてみる
  8. デッサンの描き方と練習法③|自分の手を描いてみる
  9. デッサンにオススメの本①|基礎から身につく はじめての人物デッサン
  10. デッサンにオススメの本②|線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法
  11. まとめ
Ohskbigvcmru8gmieqoo
「デッサンをしよう!」「スケッチをしよう!」「模写をしよう!」普段何気なく聞く言葉だけれども、その違いは何でしょうか。同じ絵を描くことでも、これらには主に3つの違いがあります。それぞれの違いを知り、絵の上達に役立ててくださいね。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91zuTAYCUVL.jpg
デッサンとスケッチの最も大きな違いといえば、その精密さです。デッサンとはフランス語の「dessin」からきている言葉で、日本語では「素描」と訳されます。鉛筆などの単色を使った絵のことを言い、その濃淡や線の細さなどで対象となる人物や物などモチーフの形、質感などを含めより細かく精密に描くことを言います。
一方、スケッチとは、英語の「sketch」からきている言葉で、日本語では、「写生」と訳されます。風景や人物など対象となるモチーフを短時間で大まかに写しとることを言います。また、スケッチは写生の意味なので、文章にも使用することがあります。
模写とは、モチーフではなく、他人の作品を真似して描くことを言います。模写する作品によって精密さは異なります。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A1wrLRV21mL.jpg
2つ目のデッサンとスケッチの違いは、その目的です。まず、より精密な絵を描くことであるデッサンは、そのモチーフの本質を捉えることを目的としています。その対象となるものが存在している成り立ちなどを自分なりに解釈をして、分析、読み取りをしていきます。モチーフの形のみならず、質感や光源の当たる位置、他の対象物との位置関係など様々な要素を本格的に捉えていきます。
一方スケッチは、モチーフを見たまま描くことを目的としています。長時間かけてじっくり描くのではなく、短時間でポイントをおさえることが大切です。なるべく広義にそのモチーフを捉えていくことで、そのモチーフの背景までもを理解することができるようになります。
模写の目的は、優れた作品を写すことで、その技法や画家の感覚を学んだり習得することが目的です。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91H-hP0ENbL.jpg
3つ目のデッサンとスケッチの違いは、犠牲にするものの違いです。デッサンでは長時間かけてじっくり描いていくので、時間が必要となり、特に景色などの瞬間的な心の動きや感動が薄れた作品になります。
一方、短時間で仕上げるスケッチは、そのモチーフが持っている特徴的な部分を活かした作りになるので、第一印象が深く刻まれることになります。その分、細かな部分は犠牲にするので、再現性には欠けます。
模写の場合は、とにかく優れた作品を忠実に写すことが大切なので、自分の感性や感覚、アイデアは二の次になります。
デッサンとスケッチの違いをご紹介しましたが、ここからはデッサンを上達させるための描き方や練習法、コツ、おすすめの本などをご紹介します。精密さが必要とされるデッサンをマスターすれば、漫画やイラストなど異なったジャンルの絵も自然と上達します。絵描きの基礎とも言えるデッサンを楽しみましょう。
Vkdll9xzfn3ioilb6vag
デッサン初心者は、まず球体を描くことをおすすめします。球体を描くときのコツは、光の当たっている部分とそうではない部分の違いを理解し、鉛筆の濃淡でしっかり描くことです。光の当たっている明るい部分は、塗らないのではなく、薄く色を塗ることでその球体の質感が生まれます。
Xtn5w8rzs2pqitaw7lup
球体の次に練習したいのが、立方体です。立方体では球体と違い、消失点を意識することがコツです。目に見えない部分の奥行きや遠近法なども意識する必要があるので、やや難易度が上がりますが、風景画には必須のポイントです。
Fqfe6b8inbxju68qweon
次に、自分の手を見ながらデッサンをして見ましょう。球体や立方体と異なり、様々な形が集まっていて、細かな陰影や手の構造、肌の質感などを意識する必要があるので、より細かな観察力が必要になります。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51xVbmDp6AL.jpg
ここからはデッサンにおすすめの本を2冊ご紹介します。まず1冊目は、人物デッサンに特化した本です。人体の構造の解説から始まり、男女別のヌードの描き方や動き別の描き方など、細かくコツが解説されています。漫画を描きたい人にもおすすめです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81oa3wK14TL.jpg
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71Kq5uZxq6L.jpg
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71GqZ72LqHL.jpg
様々なモチーフのデッサンを1から学びたい人は、こちらの本がおすすめです。ロジカルにイラストや写真多めで細かく描き方のポイントやコツが解説されています。ベストセラーにもなっている絵描きに人気の書籍なので、1冊持っておいて損はありません。

関連記事

Lvsi9locr4ulj6ys9ofe
いかがでしたか?意外と知らないデッサンとスケッチの違いや、デッサンの描き方や練習法、コツやおすすめのほんまで幅広くご紹介しました。デッサンを学べば絵心が上がるだけではなく、毎日何気なく眺めている景色に対する見方も変わり、より毎日が活き活きとしてきます。漫画やイラストが上手になりたい人も、デッサンの力をつけることで基礎が強くなり、より画力がアップします。より物事の本質を捉えるデッサン。ぜひチャレンジしてくださいね。