IPAとは？今大人気のクラフトビール！
ここ数年、クラフトビールが流行しているようです。その中で今回取り上げたいおすすめのクラフトビールが、「IPA」です！正式には「India Pale Ale(インディアペールエール)」と言いますが、どのようなビールなのでしょうか？ビール好きにも新鮮な味わいのIPAの魅力とおすすめの銘柄を紹介します。
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IPAは、クラフトビール(手作りのビール)の内のペールエールの一種です。ペールエールのほかにラガーという種類がありますが、この二つは作り方違いで、酵母が浮き上がるか沈むかで区別されます。IPAのはじまりは18世紀で、イギリスからインドにペールエールを輸送する際、どうしても傷んでしまうことが問題でした。そこでビールの原料であるホップとアルコールが防腐剤としての効果があることに注目し通常よりも量を多くしたところ、独特の苦みが生まれIPAとして飲まれるようになったというわけです。
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クラフトビールの作り方を簡単に説明すると、①麦芽を砕く➁麦汁を抽出する③ホップを入れる④酵母を入れて発酵させる⑤完成、という感じです。この作り方の④で、温度が高いと酵母が浮き上がる上面発酵(ペールエール)、沈むと下面発酵(ラガー)です。③で入れるホップの量を多くしたのがIPAですね。ビールを飲むときに作り方を知っていると、ビールをより味わっている気がしませんか？
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IPAってどんな味？独特の癖とは？
上で書いたように、IPAは何といっても苦みが特徴です。クラフトビールの苦みを数値化したIBUという指数があります。例えばスーパードライが約16、キリン一番搾りが約21であるところ、IPAは平均で50を超え高いものでは200という種類もあるようです。ビールそのものを味わえるということですね！強い苦みの後には、柑橘系の香りが口に広がり、苦みやアルコールがスッと抜けていくように感じられます。ビールの苦みが苦手という人は少しおすすめできませんが、ビール好きにはぜひその苦みや豊かな香りを楽しんでいただきたいです！
クラフトビール「IPA」の種類①IPA(スタンダード・ダブル)
IPAの中にもいくつか種類があります。まずはノーマルのIPAです。度数は5.5～7.5%で黄色やオレンジ色をしています。特にホップが強いウェストコートや、モルツの甘味や香ばしさがあるイーストコート、モルツの味がさらにしっかりしているブリティッシュなど、スタンダードIPAはさらに細かく分類されます。度数が7.5～10%、ホップやモルツの味がより強いのがダブルIPAです。インペリアルIPAともいい、ランクアップしたイメージです。
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クラフトビール「IPA」の種類➁BLACK IPA
BLACK IPAはその名の通り黒ビールとIPAを混ぜたような感じです。ホップはかなりきいており、モルツの香ばしさでかなり苦いです。
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クラフトビール「IPA」の種類③WHITE IPA
WHITE IPAはBLACKに対して、ウィットビールとIPAのハイブリッドです。ウィットはホワイトを示し、ホップは軽くフルーツの爽やかさを楽しめます。このウィットビールと組み合わされるため、他の種類と比べても飲みやすいIPAとなっております。
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クラフトビール「IPA」の種類④BELGIAN IPA
ベルギー系のイーストで作ったIPAをBELGIAN(ベルジアン) IPAといいます。独特のイーストを使用しているので、これまで紹介したIPAにはない、変わった味を楽しめます。
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IPAのおすすめ銘柄とは？【アメリカ】
続いては是非飲んでいただきたい、IPAの人気銘柄の紹介です。まずはアメリカの銘柄になります。アメリカのIPAと言えば「ラグニタス」でしょう。アメリカのビアバーで目にしないことはない程のIPAです。アメリカでは絶大な人気を誇り、松やグレープフルーツの幻想的な香りが口を満たしてくれます。度数6.2%、IBUは49とアメリカンIPAの第一歩にはぴったりの一杯ではないでしょうか。
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二つ目は「フィゲロア・マウンテン/ホッピーポピー」です。こちらはカリフォルニアポピーを使用したウェストコーストスタイルのIPAです。度数6.5%、IBUは65とIPAの中では特別癖が強いというわけではなく、豊かに香るアロマフレイバー美しい花が咲き誇るフィゲロアマウンテンを彷彿とさせると言われるほどです。
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IPAのおすすめ銘柄とは？【日本】
次は日本のおすすめIPAです。日本人好みの味で、飲みやすいものが多いですね。はじめに紹介するのは「インドの青鬼」です。日本のクラフトビール人気を支えてきたIPAの代表格です。味はというと、度数7%、IBU56とパンチ力抜群、名前の通り鬼のようなビールの味わいが襲ってきます。ただし、その後に広がるアロマは女性にも人気のフルーティさで、癖の割には誰でも楽しめる銘柄です。コンビニでも購入できることも敷居が低くなった理由です。
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もう一つは、「グランドキリンIPA」です。日本の誇るビールメーカーキリンが、力を入れて日本人の口に合うIPAを開発しました！飲みやすさと安さを追求し、初心者も女性も手を出しやすい仕上がりになっています。苦みはしっかりしていますが、他のIPAと比べても癖がほとんどなく華やかなアロマが追いかけてくる味わいです。ボトルデザインもかわいらしく、値段も手ごろなのが嬉しいですね。こちらもコンビニで販売しています。
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IPAのすゝめ
今人気のクラフトビール「IPA」はいかがでしたか？強いホップの苦みとアルコール分が特徴で、癖が強く少し上級者向けのビールといったところでしょうか。コンビニでも手軽に手に入り、しかも美味しいという銘柄も多いです。少数ながら外国産のIPAを取り扱っているコンビニもあるようなので立ち寄った際は探してみるのもおすすめです。ビール好きな人は今夜試してみようと思ったのではないでしょうか。今はビールが苦手という人も、慣れてきたらぜひ挑戦してみてください！
