帽子を手作りするのは大変そう…と思いがちですが、意外と簡単に作ることができます。成長の早い子供は、帽子を買ってもすぐにかぶれなくなってしまうので、格安で帽子を手作りしてみましょう。また、好きな柄の布を使って作ることができるので、オリジナルの帽子を作れることも嬉しいですね。

ネット上でさまざまな帽子の作り方や型紙が公開されていますが、型紙を利用するにはプリントアウトしなければなりません。自宅にパソコンとプリンターがある方は気軽にプリントすることができますが、プリンターがなかったり、パソコンがなくスマホしかないという方は困りますよね。

そういった場合はコンビニで印刷するのが最も簡単ですが、パソコンを持っておらず、コンビニのプリンターの操作も良く分からないという方は、ネットカフェを利用するのもひとつの方法です。それぞれの方法を詳しく見てみましょう。

多くの型紙データは印刷に適したPGFファイルとして公開されています。パソコンを持っている場合は、PGFファイルをダウンロードし、USBフラッシュメモリーにデータを入れたものをコンビニのプリンターに挿し込めば簡単に印刷ができます。

スマホしか持っていないという場合も、まずはスマホでPGFファイルをダウンロードします。そのファイルをアプリなどを通してプリンターに送信し、印刷します。コンビニに置いてあるプリンターの種類によりデータの送信方法が異なるので確認しましょう。

スマホしか持っておらず、コンビニのプリンターの操作も良く分からないという方はネットカフェを利用してみましょう。多くのネットカフェにはプリンターが置いてあり、印刷が可能となっています。ネットカフェの大きなディスプレイのパソコンでいろいろな作り方や型紙を確認することもできるので、おすすめです。

チューリップハットは表地・裏地合わせて12枚のパーツを縫い合わせて作ります。12枚と聞くと大変そうだと思ってしまいますが、同じ形のパーツなので、裁断するのも縫うのも簡単です。他の帽子に比べて作るのが簡単なので、初めて帽子作りに挑戦する方にもおすすめです。

いくつかの柄の布を組み合わせると、オリジナル性のある可愛らしい帽子ができます。手芸メーカーのオリンパスの公式ページでさまざまハンドメイド品の作り方が紹介されていますが、チューリップハットの作り方と型紙のPDFもダウンロードできます。

こちらの動画では100均の手ぬぐいで作れる子供用の帽子の作り方が紹介されています。型紙が不要で、ミシンがなくても手縫いで作ることができます。100均のアイテムを使うので格安に作れるのが嬉しいところですね。手ぬぐいは吸水性が良く柔らかいので、子供用の帽子にぴったりです。

こちらの動画でも100均の手ぬぐいを使った帽子の作り方が紹介されています。型紙を使って布を裁断するので、より本格的な帽子を作ることができます。ツバの長さなどを調節して、自分好みの帽子を作成しましょう。

最近ではさまざまな柄の手ぬぐいが100均で販売されているので、いくつか作っておくと、洋服に合わせてコーデしたり、気軽に洗濯することができます。100均へ行くときは、おしゃれな手ぬぐいがないかチェックしましょう。タオル生地で代用しても素敵な帽子ができますよ。

耳付きの可愛らしい赤ちゃん用の帽子も手作りしましょう。赤ちゃん用の耳付き帽子は裁断するパーツが少なく、平面的に縫うので、簡単に作ることができます。ニット生地だと伸縮性が良く頭にフィットしますが、タオル生地などでも作ることができますよ。

Tシャツからリメイクして作るのも良いですね。Tシャツの裾の部分を切り取れば、縫わなくてはいけない部分が少なくなるので、より簡単に作ることができます。

手作り帽子と言えば、ニット帽を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、ニット帽を普通に手作りするには、かぎ針や輪針を使って時間をかけて編んでいかなければならないので大変です。そこで、オリジナルの編み機を自作して、簡単にニット帽を作ってみましょう。

オリジナルの編み機を使えば、編み棒を使わずに綺麗に編み物をすることができます。帽子以外にもさまざまなものが作れそうですね。オリジナルの編み機は100均のアイテムで作ることができるので、挑戦してみましょう。

ベレー帽は購入しようと思うと価格が高いものが多いですよね。そこで、手作りしてみるのはいかがでしょうか。ベレー帽の作り方はいくつかありますが、こちらの動画では円形の生地を塗ってベレー帽を作る方法が紹介されています。円形に生地を切らなければならないので裁断は大変ですが、縫うのは比較的簡単ですよ。

ベレー帽にはシックなカラーや厚めの素材が最適です。子供用のベレー帽はなかなか見かけませんが、手作りなら可愛らしいベレー帽を作ることもできますね。自分にぴったりのベレー帽を作ってみてください。

クロッシェ帽子は大人でも子供でも似あうので、親子でお揃いで作っても良いですね。使用する布の柄やカラーによって、全く印象の異なる帽子ができあがります。上記の動画のYouTubeページにて大人用・子供用それぞれの型紙も公開されています。

クロッシェとは、フランス語で「釣り鐘」を意味します。帽子のかぶる部分にあたるクラウンが深く、ツバが短いタイプの帽子のことを指しますが、エレガントなデザインなので女性に人気があります。上記の動画で紹介されている手作りクロッシェ帽子はシンプルなデザインなので、どんな方にも似合いそうですね。

野球帽は手作りできるイメージではありませんが、意外と簡単に作ることができます。ツバの部分に芯が必要ですが、チューリップハットの作り方の応用で作ることができるので、帽子作りに慣れてきたら挑戦してみてはいかがでしょうか。

さまざまな帽子の作り方を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。帽子を手作りするのは大変そうなイメージがありますが、意外と簡単に作ることができるので挑戦してみましょう。布やタオルの種類を変えれば、同じ帽子でもがらりと印象が変わるので、いくつか作ると楽しいですね。

100均のアイテムを使用したり、着なくなった洋服をリメイクしたりすると、格安で帽子を作ることができます。いろいろと工夫をして帽子作りを楽しみましょう。