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紅茶の温度は何度がおすすめ?美味しい淹れ方やおすすめの飲み方をご紹介!

2024.02.25

紅茶には栄養効果やリラックス効果があると言われ、最近は寝る前にも良いとされています。美味しく飲むには一工夫、温度やジャンピング、淹れ方にコツがあり、保存状態や賞味期限など紅茶はとても繊細な飲みものなのです。紅茶を美味しく飲む温度や淹れ方についてご紹介します。

  1. 美味しい紅茶の温度&淹れ方~その条件とは?
  2. 美味しい紅茶の温度&淹れ方❶鮮度の良い茶葉を使う
  3. 美味しい紅茶の温度&淹れ方❷汲み立ての水を使う
  4. 美味しい紅茶の温度&淹れ方❸沸かし立てのお湯を使う
  5. 美味しい紅茶の温度&淹れ方❹丸い形のティーポットを使う
  6. 美味しい紅茶の温度&淹れ方❺適度な大きさのティーポットを使う
  7. 美味しい紅茶の温度&淹れ方❻カップは白くて浅い形のものを使う
  8. 美味しい紅茶の温度&淹れ方❼「ジャンピング」を起こす!
  9. 美味しい紅茶の温度&淹れ方~リーフティーを淹れよう!
  10. 美味しい紅茶の温度&淹れ方~余談❶栄養について!
  11. 美味しい紅茶の温度&淹れ方~余談❷寝る前はOK?
  12. まとめ~「美味しい紅茶の淹れ方」大切な3つのポイント
「美味しい紅茶」の条件とは何でしょうか?まず、一般的に言われていることについてご紹介します。
①「香り」が優雅である/紅茶の香りは、ふわっと一瞬で消えてしまうような、とても繊細です。繊細にもかかわらず、その独特の香りに多くの人たちが魅了されてきたのがわかります。
②「味わい」にコクがある/水っぽくなく、深みの感じられるものが美味しさの証拠です。
③「渋み」が適度に感じられる/紅茶の主成分の「タンニン」は“渋み”の素。このタンニンの加減が難しく、渋すみが出すぎても美味しくなく、しかし渋みがまったく感じられないのも紅茶のだいご味がなくてよろしくないのです。
④「のど越し」がさっぱりしている/飲んだときに、さわやかさが感じられるのが、美味しい紅茶です。
紅茶は、色、香り、味わい、どれをとってもとても繊細です。微妙な違いが、美味しさを決定する飲み物なのです。ゆっくりじっくり味わって、その違いを五感で感じましょう。栄養効果もあると言われている紅茶はとても素晴らしい飲み物です。

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後ほどご紹介しますが、美味しい紅茶を淹れる最終的な決め手は、茶葉がお湯の中で跳ねる「ジャンピング」にあります。そのジャンピングを起こすためには、茶葉の鮮度が保存によって保たれている、という点がとても大切なのです。保存がきちんとされていなく、また賞味期限の切れた茶葉は、風味も損なわれて美味しくないですし、カルシウムやカリウム、ポリフェノールなどの栄養効果も薄まってしまいます。例え紅茶のプロが淹れても、賞味期限切れはもちろんのこと、保存がきちんとされていない茶葉は、ジャンピングはしてくれません。
ジャンピングをしてくれる茶葉は、どんなに正しく保存していても開封してからほぼ1ヶ月以内に使い切ることをおすめします。開封後時間が経ち、賞味期限も切れてしまった茶葉は、湿気を吸収してジャンピングが起こりにくくなるのです。そのため茶葉の保存をきちんとしなければなりません。また、賞味期限内であっても、保存をしっかりして1か月ほどで使い切ることがおすすめです。
「水」はもちろん大事なポイントです。必ず汲み立ての水を沸かし、汲み置きの水を使わないようにしてください。水の種類には「軟水」と「硬水」がありますが、紅茶には「軟水」がベターです。日本は幸いにも軟水に恵まれています。汲みたてで空気を多く含んでいれば、ほとんどの日本の水は紅茶向きと言えます。
お湯は、沸騰“直後”(100℃)のものがよく、ぬるかったり、沸騰しすぎたりしたお湯は紅茶の香り成分がよく出てきません。栄養効果も半減しそうです。そのため、必ず100℃で沸騰させた、沸き立てのお湯を使ってください。NGなのは、二度沸かしたお湯、沸かしっぱなしのお湯、保温タイプの電気ポットのお湯などです。ジャンピングが起こりにくくなってしまいます。
ポットの形も重要です。「ガラス製ティーポット」など、丸い形のティーポットが最適です。丸い形は全体に対流しやすいので、ジャンピンが起こりやすいのです。少し横長の楕円形のポットも、全体に対流が起きます。あとは、緑茶用の急須でもOKです。
鉄分の含まれたポットは、もちろん避けましょう。鉄分を含むポットの使用は紅茶のタンニンが鉄分と化合し、せっかくの芳醇な香りを損なうだけでなく、紅茶の色を黒くしてしまいます。
次に大切なのは、「ポットの大きさ」です。必ず、作る分量にあったサイズのティーポットを使いましょう。せっかく丸い形のティーポットを使っても、作る紅茶の分量とポットのサイズが合っていないと、残念ながらジャンピングは起こらないのです。少量の紅茶の場合は、小さなティーポットを使います。たくさんの紅茶を淹れる場合は、大きなティーポットを使いましょう。
そして「湯量」も大切です。ティーポットの8分目くらいにしましょう。
かわいいカップがいろいろ販売されていますし、陶芸を趣味でされている方は、ご自分で作ったカップで飲みたいですよね。しかし、カップの“内側”は、白が望ましいです。紅茶の命は「色」と「香り」です。その「色」を楽しむために内側は白く、香りが広がりやすい、浅い形のものがベストなのです。
いよいよ「ジャンピング」まで来ました!では、「ジャンピング」とは何か?
鮮度の良い乾いた茶葉にお湯を注ぐと、次のようなことがポットのなかで繰り広げられます。①軽い茶葉はポットの上部に浮き上がります。②茶葉がお湯を吸い、沈みます。③お湯の中の酸素が茶葉に付着し、茶葉を浮かします。④ポットの上部に上がった茶葉は、重みで沈みます。⑤茶葉を酸素が持ちあげます。……と、これの繰り返しが「ジャンピング」なのです。
時間が経つと「湯の中の酸素が減る」&「茶葉が完全に湯を吸い重くなる」……でジャンピングが終了します。そう、ジャンピングで必要なのは、「茶葉が乾燥していること」&「お湯の中に酸素があること」なのです。ジャンピングは、お湯を注いだ勢いで茶葉が動くことではありません。お湯を注ぐのに、勢いはいりません。ゆっくりお湯を注ぐ必要もありません。普通に注げばOKです。そのため、賞味期限もそうですが、茶葉は保存をしっかりし、賞味期限が切れていなくても1か月以内に使い切ることが大切なのです。

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★リーフティーを美味しく淹れるポイント★
ポイントは、新鮮なであれば水道水でもOKですので、必ず直前に沸騰したお湯を注ぎましょう。ガラスティーポットを見て、お湯の対流で茶葉がポットのなかでよく動いているのを確認しましょう。「よく動く」=「ジャンピング」していれば、おいしい紅茶を淹れることができます。
★ミルクティーの場合★
普通の牛乳が最適です。温めず、冷たいままか、常温のものを使います。コーヒー用のクリームはNGです。茶葉は、ストレートティー用の茶葉とミルクティー用の茶葉というふうに使い分けることが大切です。ミルクティーの時は茶葉をすこし多めに使います。
★紅茶の栄養価について★
紅茶には、次のような栄養効果や美容効果があります。「ダイエット効果」「殺菌作用」「美白効果」「リラックス効果」。美味しくて栄養効果も高い紅茶、すばらしい飲み物ですね。食後のリラックスタイムや朝食や昼食、仕事中にも甘いジャムを添えて「ロシアンティー」にして飲むのもおすすめです。
紅茶としてだけではなく、紅茶のクッキーやパウンドケーキなどに入れても美味しいですね。いろいろ試してみましょう!
★寝る前に飲むと眠れなくなるって本当?★
紅茶は、寝る前はカフェインが入っているので飲まないほうが良いとされてきましたが、実は寝る前にも良いそうですよ。
今は、寝る前に紅茶を飲むことが、ダイエット効果の点などから推奨されています。カフェインが入っているので今までは寝る前に飲むことを避けてきた方が多いようですが、紅茶の飲み方を間違えなければ、寝る前に飲んでも眠れなくなることはないようです。ショウガやハチミツを少し入れたり、ミルクティーにしたりしても良いですね。ただし、賞味期限切れしていないことはもちろんですし、しっかり保存をしてあるものを使いましょう!
美味しい紅茶の温度&淹れ方は?についてご紹介しました。ポイントは、次の5つ。①「茶葉は鮮度の良いものを使う」(賞味期限切れはもちろん、保存のきちんとされていない茶葉はNG)②「汲み立ての水を使う」③「沸かし立てのお湯を使う」④「丸い形のティーポットを使う」⑤「ポットのサイズに合った分量の紅茶を作る」です。以上のポイントを意識して淹れると、素晴らしいジャンピングが見られ、美味しい紅茶になるはずです。美味しくて栄養効果の高い紅茶、ぜひ大切な方にも淹れてあげましょう。寝る前のリラックスタイムにもおすすめです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E7%B4%85%E8%8C%B6%2C&srt=dlrank&pp=40&p=50