チェアマットは椅子のキャスターが動く範囲に敷き、フローリングが傷つくのを防止するためのものです。ここでは、どのような種類のチェアマットがあり、どうやって選べばよいのかを解説します。

チェアマットで最も売れ筋なのが、透明なタイプです。通常、PVC（ポリ塩化ビニル）という素材で作られていますが、後ほど紹介するようにポリカーボネートという改良された素材を使っているものがあります。価格が安いというところと、インテリアに影響を与えないというメリットがあります。おしゃれなインテリアを損ないたくないなら、透明タイプが最も無難です。

ファブリックタイプはカラーバリエーションが豊富というところが魅力です。ただし、PVC、ポリカーボネートに比べて水に弱いというデメリットがあります。撥水加工がされているかチェックすることをおすすめします。柄にこだわったチェアマットは少ないですが、そんな中、ベルメゾンのチェアマットは柄が鮮やかでおしゃれです。

チェアマットを敷く場合、椅子のキャスターが動く範囲全てを網羅しておく必要があります。上の画像はニトリのチェアマットのカタログから引用していますが、画像を見て分かるように、机のなかに椅子が入り込む場合と、肘かけがあって机に入り込まない場合があります。あらかじめ、どのようにチェアマットを敷くかシュミレーションしてみましょう。

チェアマットのなかには、上の画像のように四角形のタイプに加え、机に入り込むところが出っ張ったT型のタイプがあります。また机を含めて敷く大判のタイプもあるので、それぞれ自分に合ったものを選びましょう。

家具やインテリアグッズを探すのは、まずはニトリ・IKEAからという人は多いのではないでしょうか。確かに、リーズナブルで高品質で信頼感がありますよね。ニトリで販売しているチェアマットは透明タイプ。 価格は、ニトリ公式ショッピングサイトにて3,800円でした。

他にも、ニトリには、キャラクターとコラボした子供用のデスクカーペットが販売されています。 ちなみに、ドラゴンボールのデスクカーペットは、すでにニトリの公式サイトでは販売されていませんでした。 在庫がなくなり次第終了なので、気に入ったデスクカーペットを見つけたら、 ゲットしておくことをおすすめします。 キャラクターもののデスクカーペットは、幅110㎝×奥行130㎝×厚み2cmで、4000円程度で購入できます。

サンワダイレクトは、パソコンサプライ品を多数販売している岡山県に本社があるサンワサプライのインターネットショッピングブランド。価格がやすいのが魅力のサンワダイレクトの製品ですが、このチェアマットは9,800円と高級路線となっています。

この製品は国産のポリカーボネートを使用。ポリカーボネートは信号機に使われている素材で、耐久性がとても高く、しっかりとフローリングを保護します。長期間使っていると反りが出始めるチェアマットがありますが、この製品はそんな心配は無用ですよ。また、PVC素材のチェアマットと異なりビニール特有の臭いが少ないのもメリットです。

また、熱に強いという性質を持ちます。そのため、床暖房の部屋にはこのチェアマットを選ぶことをおすすめします。また、この製品に限ったことではありませんが、透明タイプは存在感がなく部屋に溶け込みます。おしゃれなインテリアを崩したくない人にもおすすめです。

IKEAはチェアマットではなく「フロアプロテクター」という名称で販売されています。現時点では、この透明タイプのチェアマットのみの販売となっているようです。デザイン的には特におしゃれということはありませんが、値段はIKEA公式ショッピングサイトにて2,999円。ニトリの価格を下回るリーズナブルな価格が魅力です。

IKEAの公式ショッピングサイトだけでなく、アマゾンにおいても販売されていますが、価格が5,840円ととても高いです。購入するなら公式サイトを利用することをおすすめします。

透明タイプのチェアマットの場合、長期間敷きっぱなしにすると、床に付着する可能性があります。定期的にはがすことで付着を防ぎましょう。なお、IKEAのチェアマットは床暖房に対応しておりません。床暖房の場合のフローリングを保護するなら②で紹介した製品がおすすめです。

透明タイプを紹介してきたので、ここからはファブリックタイプを紹介していきましょう。上の画像のようにブラウンはフローリングとの相性は良いですよね。他にもブルー・グリーン・ローズ・ベージュとカラーバリエーションが豊富なので、お好きな色を選べますよ。アマゾンにてベストセラー商品のマークがついている売れ筋商品でもあります。

裏面が床からズレにくいように加工されているところもおすすめポイント。ただし、畳やカーペットの保護用では使えませんのでご注意を。飲み物をこぼしても撥水加工がされているので、サッと拭き取ることが可能です。

パターンははじめに紹介したスクエアタイプに加え、上の画像のようにT型も用意されています。机の下に椅子が入っていく場合はこちらがおすすめです。また、ハサミでマットを切ることもできるので、椅子が動く範囲に応じて自由にカットできますよ。洗濯機で丸洗いできる点も衛生的でおすすめです。

幅160×奥行130×厚さ1.5mmという大判サイズで、チェアだけでなくデスクごとフローリングを保護するタイプです。椅子のキャスターの移動範囲が広い人には特に向いているチェアマットといえるでしょう。また、高級オフィスチェアのようにキャスター自体の範囲が大きいチェアを使っている人にもおすすめです。

裏には滑り止め加工がされています。椅子が動きにくくなることもありませんので、椅子をよく動かす人でもストレスを感じません。ただし、口コミを見ると、「床は傷つかないが、チェアマットは傷つく」との書き込みが多かったです。気になる人は注意してください。

厳密に言えばこれはチェアマットではありませんが、チェアマットと同じように利用することができるでしょう。パッドを切ったりしなくても、タイルのようになっているので椅子のキャスターの移動範囲にあわせてフローリングを傷から保護できます。2種類の色のタイルを組み合わせれば、おしゃれになるでしょう。

ベルメゾンで販売しているチェアマットは、机も含めて敷くタイプです。手織り風のあたたかみがある風合いと、鮮やかな柄が魅力的です。デザインもおしゃれで、床もしっかりと保護してくれますよ。ここでは画像は紹介できないので、気になった人はベルメゾンの公式ページを探してみてくださいね。

今回は、おすすめのチェアマットを紹介してきました。 透明タイプ、ファブリックタイプ、机も含めてフローリングを保護するタイプなど、いろいろなチェアマットがありました。 フローリングの保護が第一ですが、せっかくなので、おしゃれなチェアマットを選びたいものですよね。ベルメゾンのチェアマットはデザイン性が高いものが多いです。 ニトリのキャラクターもののデスクマットは、子供部屋にピッタリですね。 かっこいいキャラクターだけでなく、かわいいキャラクターもあるので、 子供が喜ぶキャラクターのものを購入したい方はおすすめします。

持家であれ、賃貸物件であれ、フローリングが一度傷つくと修復するのは容易ではありません。簡単に敷けるチェアマットで床を保護しておきましょう。