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スパイスを効かせたケーキ・お菓子レシピ10選!甘くてヤミツキになる刺激。

2024.02.25

スパイス入りのケーキはイギリスを中心に伝統的に食べられている定番です。スパイスケーキは主に家庭で作るものなので材料さえ手に入れれば意外と簡単なものもあるんです。そんなヨーロッパ伝統お菓子レシピの中から簡単、おしゃれ、美味しいレシピをご紹介します。

  1. スパイス入りのお菓子の歴史
  2. 簡単◇イギリスのスパイス菓子&ケーキレシピ
  3. 簡単◇イギリスのスパイス菓子&ケーキレシピ①ミンスパイ
  4. 簡単◇イギリスのスパイス菓子&ケーキレシピ②ポピーシードケーキ
  5. 簡単◇イギリスのスパイス菓子&ケーキレシピ③キャロットケーキ
  6. 簡単◇イギリスのスパイス菓子&ケーキレシピ④チーズスコーン
  7. 簡単◇イギリスのスパイス菓子&ケーキレシピ⑤ロックケーキ
  8. 簡単◇ドイツのスパイス菓子&ケーキレシピ
  9. 簡単◇ドイツのスパイス菓子&ケーキレシピ①シュトーレン
  10. 簡単◇ドイツのスパイス菓子&ケーキレシピ②ツィムトシュテールネ
  11. 簡単◇ドイツのスパイス菓子&ケーキレシピ③レープクーヘン
  12. 簡単◇フランスのスパイス菓子&ケーキレシピ
  13. 簡単◇フランスのスパイス菓子&ケーキレシピ①パンデピス
  14. 簡単◇フランスのスパイス菓子&ケーキレシピ②ヴァン・ショー
  15. スパイスを活用して美味しいお菓子作りを
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ヨーロッパには古来から食材を長持ちさせるためにスパイスを活用してきた歴史があります。メインの食事以外のお菓子にもスパイスを入れることが応用され現在も続いています。またお菓子にスパイスの香りを加えることでより風味よく食べることができるという利点も。各国でいろんなスパイスを上手に使った名物ケーキが生まれました。

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現在「ブリティッシュベイクオフ」というアマチュアお菓子コンテスト番組がイギリスでは大人気!イギリス人はお菓子作りが大好きなんです。毎週、イギリスの伝統菓子の課題に四苦八苦する挑戦者たちの姿に、自分を重ね合わせて観ているのだと思います。番組の中で登場するレシピには、日本人の私たちからすると「そんなに入れるの!?」とびっくりするほどスパイスをふんだんに使ったものが沢山出てくるんですよ。
そんなお菓子作りが大好きなイギリスの伝統スパイス菓子レシピの中から私たちも真似できそうな簡単なものをピックアップしてご紹介します。
英国には、クリスマスから12夜までにパイを12個食べると、翌年ハッピーになれるという言い伝えがあります。ミンスパイはかつてお肉を詰めて作られていたクリスマス用のパイです。具のお肉の持ちをよくするために、スパイスやドライフルーツを一緒に入れていたのですが、だんだんお肉なしのドライフルーツ&スパイスのパイに進化していきました。シナモン、ナツメグ、クローブがドライフルーツとベストマッチで美味しい!
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ポピー(けし)はいイギリス人にとって大事な花です。第一次世界大戦で戦死した人々を悼む花として大切にされています。エリザベス女王も追悼式ではポピーの花を祭壇に捧げます。そんなポピーの種を使ったケーキは伝統的に食べられています。プチプチとした種の食感と、フワフワのケーキのギャップが美味しい、素朴なレシピです。
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イギリスのティールームの大定番ケーキがこのキャロットケーキ。第二次世界大戦中、お砂糖の配給がままならなかったイギリス政府がニンジンの甘さに目をつけ、「ヘルシーでおすすめなケーキ」として大々的にプッシュしたという歴史があります。大量のニンジンを入れるので体にはいいのですが、スパイスと人参の甘みが絶妙にマッチして美味しいんです。ヘルシーフードよくある「味はいまいち」というジンクスを打ち破った名作お菓子です。
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イギリスのお菓子と言えばスコーンですよね!イギリスのスコーンはお菓子からおかずパン風のものまで多種多様です。プレーンなスコーンはクロテッドクリームをこってり塗って食べると最高に美味しい!でも、クロテッドクリームはカロリーが高いのが悩み。今回ご紹介するのはチーズとマスタードの香りが最高な甘さ控えめスコーン。こちらも個性的で美味しいのでハマってしまいます。
ロックケーキは直訳すると、岩ケーキ。その名の通り見た目はごつごつして無骨。でもバニラとレーズンがいい仕事をした美味しいケーキなんです。イギリスの家庭では頻繁に作られる定番ケーキです。材料もシンプルですし特別なデコレーションも不要。特別な日だけではなく、日常でも味わいたいケーキです。
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ドイツのお菓子で一番有名なのはバウムクーヘンですが、実はドイツではそこまで広く食べられているものではありません。ドイツ人が一番お菓子を食べるのはクリスマス前後。街にはクリスマスグッズを売るクリスマスマーケットができ、そこでたくさんの焼き菓子が売られます。またクリスマスに備えて家庭でも手作りお菓子を作るのが一般的。スパイスを上手に使ったドイツ菓子はどれも美味しいものばかりです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BvkVQ07HnBn/
最近は日本でもよく見かけるシュトーレンはドイツのクリスマスの定番ケーキです。白いお砂糖がかかった部分はキリスト誕生の時のおくるみをイメージしているとも言われます。シュトーレンは正統派の方法で作ろうとすると、生イーストを使って、焼きあげてから1週間寝かせたりして大変です。そこでシュトーレン風の簡単レシピがおすすめ!ラムの香りとシナモン、カルダモン、ナツメグが効いた美味しいケーキが味わえますよ!
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引用: https://www.instagram.com/p/BciyBZKFoP_/
ドイツにはクリスマスのお菓子が沢山あります。このクッキーもドイツの定番。ツィムトはドイツ語でシナモンを意味します。アーモンドの粉と卵白にシナモンを混ぜたクッキー生地にアイシングをして焼き上げます。アーモンドとシナモンの香りがたまらなく美味しいクッキーです。かわいい箱に入れてプレゼントにもいいですね。
こちらもクリスマスのクッキーです。ドイツではレープクーヘン用のスパイスミックスが売っているほど。日本で手に入れるのは難しいので、自分でスパイスを調合するといいですよ。クローブとシナモンをベースにありとあらゆるスパイスが入っています。冬が厳しいドイツではお菓子にもスパイスを入れて体をポカポカにしているんですね。焼き上げたらかわいくデコレーションする楽しみもありますね!
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ヨーロッパの食を常にリードしている国、フランス。もちろんお菓子もフランスの文化にとって大切なもの。フランスのお菓子の特徴はひとつのレシピの中に複数の香り、食感、味を混ぜ込んで異なる要素の融合を楽しめるようになっていること。そんなフランス菓子の香りや風味のバリエーションとしてスパイスは欠かせません。
引用: https://tomizawa-ec.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/upload/recipe/s-201307-06a-01/s-201307-06a-01.jpg
フランスのブルゴーニュ地方の伝統ケーキ、パンデピス。直訳するとスパイスのパンです。アニス(八角)、シナモン、ジンジャー、ナツメグが入ったスパイシーな大人のケーキです。重めの赤ワインと一緒に食べても美味しい!アニスできれば入れたほうがいいですが、好みが分かれるスパイスなのでどうしても無理な場合は抜いて調整してくださいね。
引用: https://tomizawa-ec.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/upload/recipe/2016/12/585091587e71b.jpg
フランス人は寒さが厳しい冬の夜はホットワインで身も心もポカポカに温めます。柑橘を中心としたフルーツとスパイスをたっぷり入れたヴァン・ショーは日本でも気軽に楽しめて美味しい飲み物です。赤ワインは安いテーブルワインでOK!沸騰させないようにじっくり温めるのがコツです。
ヴァン・ショーの魅力がわかる素敵な小説もありますので、ヴァン・ショーが気に入ったらぜひこちらも読んでみてくださいね。
ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)
価格 ¥ 756

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お菓子作りにとって、香りと風味は命ともいえます。ヨーロッパのお菓子にスパイスは不可欠です。ご紹介してきたレシピは、材料を揃えれば特別難しいものではありません。特別な日も、普段の週末も、気軽にヨーロッパの美味しいお菓子を作ってティータイムを楽しみたいですね!