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塩が固まるのを防いで保存する方法。最適な入れ物と戻す方法も

2024.02.25

塩を使おうとしたら固まっていて使えなかった!という経験は一度はあるのではないでしょうか?今回はそんな固まるのを防ぐ塩の保存方法。そして、もし固まってしまった場合に塩を戻す方法と、固まるのを防ぐのに使える容器をご紹介いたします。

  1. 塩が固まる理由
  2. 塩の入れ物を用意しましょう
  3. 塩が固まるのを防ぐ保存方法
  4. 一度乾煎りした米粒を入れて防いでみましょう
  5. 固まった塩を戻す方法
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固まる最大の敵は「湿気」です

塩が固まってしまう最大の原因は「湿気」です。塩が空気に触れると、空気中の湿気で塩が溶けて飽和塩水ができます。これは、塩の団結という現象と言われます。また、塩は「にがり」を多く含むもの程、空気中の湿気を吸いやすい性質があります。
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買った時の袋のまま開封後も使うのは厳禁!

塩が固まらないように保存するには、湿気に触れないようにすることがポイントです。袋に入った塩を買った場合、密閉した容器や瓶などしっかりと蓋をできるものに必ず入れ替えて、定期的に塩を容器ごとゆするようにしましょう。容器はフリーザーパックでも構いません。
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冷蔵庫での保存はやめましょう

入れ物に移し変えたら、塩を一定の温度で保つために、温度変化の少ない冷暗所に保存します。冷蔵庫はおすすめしません。塩は冷蔵庫から取り出した時、急激な温度変化で固まる恐れがありますので、冷蔵庫よりも冷暗所の方が良いです。
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乾燥剤で固まるのを防ぐことができます

また、お菓子などに入っているシリカゲルという袋に入った乾燥剤やマカロニなどと一緒に保存することで、塩をサラサラの状態に保つことが出来ます。そして、塩はにおいを吸着しやすい性質がありますので、においの強いものの近くは避けて保存するのが良いです。
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湿気を防いでくれる優れもの

塩を移し変えた入れ物に、一度乾煎りした米粒を5~10粒程度一緒に入れることで、塩が固まらずに済みます。これは、湿気に触れさせない様にするのではなく、米粒自身が湿気を吸収する方法での保存になります。
この一度乾煎りの方法について説明しますが、お米は洗っても洗わなくても良いです。もし、洗った場合は水分をしっかり切っておいてください。熱したフライパンに油を引かずに弱火もしくは中火で、キツネ色になるくらいまで乾煎りします。これを冷ましてから塩と一緒に容器に入れてください。
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デンプンの性質に注目

デンプン(米の成分)を加熱したものは、水を吸収する性質がありますので、湿気取りとなり、固まるのを防止できるのです。同様の理由で、マカロニやパスタなどを塩の入れ物に入れても湿気取りになります。
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スプーンなどで削ったり叩いたりしても崩れない「塊になった塩」を使えるようにしましょう

それでは最後に、もう固まってしまった塩を戻す方法をいくつかご紹介します。塩が大きな塊になってしまっていても諦めないで、是非ご参考にしてみてください。
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戻し方①電子レンジで戻す方法

固まった塩を耐熱性の容器に入れて、ラップをかけずに電子レンジ(家庭用の500W~700W)で塩の量に合わせ30秒から2分程加熱します。電子レンジは塩の湿気を飛ばすことにより、乾燥させることが出来ます。もし、ここでラップをかけてしまうと、水分が飛ばずに残ってしまいますので注意してください。

戻し方②フライパンで戻す方法

固まった塩をそのままフライパンで炒って水分を飛ばすことで、サラサラに戻ります。もちろん、フライパンには蓋をしないでください。また、買った塩を軽くフライパンで炒ることで、固まりの予防にもなります。
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戻し方③水やお湯で溶かしてから煮詰める

叩いて砕こうとしても、フライパンや電子レンジで水分を飛ばしても、塊が壊れない場合です。これは上記の①や②ではどうにもならない場合の最終手段となります。まず、少量の水かお湯で塩の塊を溶かしてみます。その溶かした塩水を火にかけて煮詰めることにより、水分だけ沸騰して飛んでしまいますので、サラサラの塩に戻ります。
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQ-Q3sBDTOHvrLxUtADc3wh6oEIniSQsIt0YQwS2O2Fjs2KdySS
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQfoO7Hb63GmRBPoxokNwyWxl4W95Fz2-SAdDkdwVW5dDDvIUj7Xg