宮崎県民は自然豊かで温暖な気候らしく穏やかでおおらかな人が多いという特徴があります。郷土愛が強く楽天家で人付き合いも得意です。ただ一方で頼りないといった一面も。宮崎には「よだきい（＝面倒臭い）」と言う方言がありますが、この「よだきいことが嫌い」というのも宮崎県民を表す特徴の一つです。

宮崎の人は温和で素朴です。おおらかで少しのんびりした性格の人が多い傾向にあり、まるで太陽のような温かな性格の人が多いと例えられることも多々あります。

温和で素朴な宮崎県民にはお人好しな人が多いのも特徴です。ハートが熱く人や仲間を大事にする人が多く、仕事よりも人間関係を優先しやすいといった面もあります。後輩や部下に対しても面倒見がよく、同僚にも好かれやすいタイプです。

宮崎の人は正直者という特徴もあります。真面目で正直者が多いので敵を作りにくく幅広い人から好かれます。嘘をついたり騙したりと言うことが大嫌いな人も多くいます。

宮崎の人は郷土愛が強いので、チキン南蛮や焼酎などの話が大好きです。また、自県の海・山・湖などの自然豊かな点に誇りを持っている人も多く、高千穂峡などの観光地についての話題を振ってあげると喜んで話してくれる人も多い傾向にあります。

真面目な割に「なんとかなる精神」が強い宮崎県民は面倒くさいことが大嫌いです。誠実ですが勤勉ではない、なんて言われることもあります。宮崎では面倒臭いことを「よだきいこと」と言います。「よだきいことが嫌い」というのはもはや宮崎あるあるとも言える県民性です。

「よだきいことが嫌い」と言うのは楽天家と言った面にも繋がってきます。心配性な人からは、頼りない、計画性がない、なんてマイナスイメージに捉えれられてしまうこともありますが、返って豪快で男らしい・サバサバしているなんてイメージに繋がることもあります。

宮崎の人は素朴で温和な性格をしていてとても優しい性格をしていますが、ちょっぴり頼りない一面も。そんな宮崎の優しいけど頼りない県民性のことを「いもがらぼくと」と呼ぶこともあります。「いもがらぼくと」とは里芋の茎から作った木刀のことを表し、外見はいいけれども中身はスカスカということを意味します。

温和お人好しな宮崎県民ですが、意外にも負けず嫌いといった一面も持っています。特に女性はおおらかでありながらも気は強くバリバリのキャリアウーマンタイプも多い傾向にあります。しっかり者で負けず嫌いというタイプが多くいます。

宮崎のテレビ事情は「日本一ひどい」なんて言われることがあります。その代表的な話が「月9は土4」です。毎週月曜21時に放送されるドラマを月9と言いますが、宮崎では同ドラマが土曜の16時に放送されます。

他にも最大で2ヶ月遅れでアニメやバラエティ番組が放送されることもあるために、バレンタインの時期に正月特番が放送されるなんてことも。宮崎のテレビ欄はもはやカオスなんてことも言われています。

宮崎のご当地ドリンクといえば「ヨーグルッペ」です。その名の通り、甘酸っぱくて爽やかな乳酸菌飲料のことで、中には親子で毎日飲んでいるなんて宮崎県民も。「ヨーグルッペ」と言うドリンクは北海道にもありますが、北海道のヨーグルッペよりもスッキリした味わいが特徴的で、同じ商品名の北海道ヨーグルッペと宮崎ヨーグルッペを飲み比べしてみる人も多いんだそう。

小学校などで必ずといって良いほど見かける黒板消し。黒板消しに名前なんてないよ、と思いますが宮崎ではなぜか黒板消しのことを「ラーフル」と呼びます。ラーフルの由来は、オランダ語でボロ布を意味するrafulが語源となっていると言われていて、製造業者が使っていた言葉が先生などにも伝わって宮崎で一般的に使われるようになったと言われています。

宮崎県にはなぜか黒木さんと河野さんが多くいます。人気ダンス&ボーカルグループ・EXILEのKEIJIこと黒木啓司さんも宮崎県出身です。黒木・河野以外にも、日高・甲斐・長友といった苗字の人が多い傾向にあります。

宮崎の人は惚れっぽい傾向にあり、そんな県民性を「ヤカンたぎり」と呼びます。「ヤカンたぎり」とは沸騰したヤカンのことで、惚れっぽく考えや策なしでアプローチする様子を例えています。

惚れっぽい宮崎県民はストライクゾーンが広いといった特徴もあります。好きになるタイプが幅広いために特に女性はダメンズを好きになってしまうなんてことも。しっかりしていて肝っ玉母さんになるタイプの人が多いので、男性に対して男らしさをあまり求めない傾向にあります。

宮崎の人は誠実な性格のため男女ともに堅実で安定した家庭を築くことができます。女性はしっかりしているので、しっかり者の肝っ玉かあさんになる人が多く、男性を尻に敷くタイプです。

宮崎について県民性をご紹介してきましたが、宮崎には「イケメンが多い」なんて噂もあります。実際に宮崎出身の有名人にも幅広いジャンルで活躍しているイケメンが多くいます。

ドラマ『半沢直樹』『リーガル・ハイ』などで有名な俳優の堺雅人さんは宮崎県宮崎市出身です。

最近では映像作品の監督をするなどマルチな活躍を見せている俳優の永瀬正敏さんは宮崎県都城市出身です。

男性デュオ・コブクロの小渕健太郎さんは宮崎県宮崎市出身です。相方の黒田さんが身長193.5cmのために「コブクロの小さい方」と呼ばれています。

EXILEの黒木啓司さんは宮崎県宮崎市出身です。ダンサーとして以外にもドラマ『私が恋愛できない理由』『わたし旦那をシェアしてた』などに出演するなど俳優としても活躍しています。

競泳選手でアテネオリンピック・北京オリンピック・ロンドンオリンピック・リオデジャネイロオリンピック日本代表だった松田丈志さんは宮崎県延岡市出身です。現在ではコメンテーターとしても活躍されています。

ソニー生命保険株式会社が実施した「都道府県別 生活意識調査2016」によると、『優しい人の多さ』が自慢の都道府県で第3位に宮崎県がランクインしています。宮崎県民は中身もイケメンということのようです。堺雅人さんも優しさが顔ににじみ出ていますね。

ただ一方でご紹介したように宮崎男性は、外見は良いけれども中身はスカスカという意味で「いもがらぼくと」と呼ばれることも。とはいえ、外見は良いというのは事実のようで、優しい男性が好みの人からすると、宮崎県民は「優良物件」といえそうです。

宮崎県民については、「陰湿」なんてことも一部で言われています。その噂の真相についても探っていきます。

宮崎の人は日和見的思考だと言われています。日和見的とは、天気を見て行動を決めるかのように形成を見て有利な方に追従しようとする考え方のことです。そんな特徴を見て、価値観の異なる人から「なんだか陰湿」「コロコロ変わって困る」なんて思われることがあるようです。

宮崎では女性が強く、家庭では肝っ玉かあさんに、仕事場ではバリバリのキャリアウーマンで姉御肌なタイプな人が多くいます。そんな女性社会のイメージにおいてはどうしても「陰湿」という言葉も付きまとってしまうようです。

とはいえ、宮崎については田舎特有の陰湿さは少ないほうだと言う声も。温和でお人好しな人が多く、郷土愛が強くても観光客にもとても優しいので、陰湿さはあまり感じないといった人も少なくないようです。

いかがでしたか？宮崎の県民性について特徴やあるある、恋愛傾向、そして「イケメンが多い説」「陰湿な人が多い説」についてご紹介しました。宮崎は太陽のようにあたたかくおおらかで優しい人が多いことがわかりましたね。堺雅人さんのように見るからに優しいイケメンも多いようです。宮崎は自然も豊かでチキン南蛮などグルメも美味しいものも多いので、ぜひ旅行などで訪れてみてくださいね。