四国に位置する高知県は昔から他県との交流が少なかったため、独特の風習や文化を持ちます。また、男性も女性もオープンで竹を割ったような性格が特徴。比較的付き合いやすい性格ではあるものの、やや短気な一面も。特に女性が怖すぎるとテレビ番組でも取り上げられました。本記事では、そんな高知県民について解説。「酒強い」「性格悪い」「女性が怖すぎる」といったネット上の噂についても言及します。

高知の男性は頑固で負けず嫌いな性格をしています。権威にも屈せず、自分のやりたいことや言いたいことを貫き通せる、まさに男の中の男といえます。この性格は高知の方言で「いごっそう」と呼ばれています。特に西側の男性は負けず嫌いな性格が顕著に現れており、態度や言葉遣いから他人にきつい印象を与えることも。反対に、東側の男性は穏やかで柔らかな印象です。

高地の男性は情熱的ですが、興味がなくなるとすぐに冷めてしまいます。同時に考え方もコロコロと変わってしまうため、周りの人間を振り回してしまうことも。本人は悪気なくやっているため、あまり責めないようにしましょう。

高知の男性は見栄っ張りで、自分をよく見せるためならお金を惜しみません。浪費癖の激しい一面がありますが、当の本人は「お金があってもなくても楽しければそれで良し」と楽観的に捉えています。また、プライド高いのも高知男性の特徴。相手にプライドを傷つけられると、攻撃的な一面を見せることがあります。

高知の女性は、かなり男勝りでサバサバとした性格をしています。高知では、この性格を「はちきん」と呼んでおり、男性にも負けないパワフルさがあります。また、よく笑い、よく怒り、何事にも豪快なところも高知女性の特徴。女性らしさやおしとやかな雰囲気はあまり感じられませんが、女性特有のネチネチした感じがなく、友人としてはかなり付き合いやすいでしょう。

高知の女性は真面目で、曲がったことが嫌いです。正義感に溢れているため、困っている人やいじめられている人がいれば、迷わず手を差し伸べる方が多いでしょう。対人関係においては、オープンかつフラットに付き合える関係性を好みます。

高知の女性は、義理人情に厚い人が多いです。一度仲良くなれば、長く深い関係性を築けるでしょう。ただし、一度怒らせると関係性の修復が難しくなります。どれだけ仲がよかったとしても、喧嘩した途端に関係がプツっと切れてしまうことも珍しくありません。特に女性同士で関係をこじらせると、二度と顔を合わせることはないといっても過言ではありません。

高知の男性は、恋愛に積極的。好きな人ができると、すぐに行動を起こしてアピールします。不器用なため、駆け引きや計算は苦手。そのため、「当たって砕けろ」と言わんばかりに真正面からストレートに思いをぶつけます。なお、惚れやすい性格をしているため、同時に複数の女性にアプローチをかけることもしばしば。

また、一度関係が築ければ短期間で恋愛が発展していきます。付き合ってから結婚までの期間も比較的短いです。ただし、熱しやすく冷めやすい性格ゆえに、離婚する確率が高め。関係性が崩れてしまった途端に別れを切り出すことも珍しくありません。

高知の女性は恋愛に対して興味深々で、積極的に行動をします。好きな相手に対しては、グイグイとアプローチする人も多いです。また、一途な性格をしており、男性に対して献身的に尽くします。男性だけでなく、家庭もしっかり支えることができるため、結婚相手として最適でしょう。

なお、白黒はっきりしている性格ゆえ、嫌いな相手からアプローチされたところで気持ちが動くことはありません。もし高知の女性にアプローチをして反応がなければ、潔く去ることをおすすめします。男勝りな性格をしているために、男性のウジウジした態度を見るとカッとなってしまいます。

高知県といえば、坂本龍馬というイメージが強いです。ゆえに、高知県内でも坂本龍馬をかなり推しています。「高知龍馬空港」や「高知龍馬ホテル」、「陸上競技場りょうまスタジアム」など、これでもかというくらい何にでも坂本龍馬を関連付けています。

東京や大阪ほど、メジャーではない高知県。それゆえ、他県民に出身地を言っても「それどこ？」と言われることがあります。もはやどこか分かってもらえないことが当たり前になっていることでしょう。

高知で遊ぶ場所といえば、イオンが真っ先に上がるでしょう。デートの定番スポットにもなっており、休日はイオンに人だかりができます。みんながイオンに集まるため、高確率で友達や知り合いに出くわすのも高知あるあるです。

高知では雪が滅多に降らないため、少しでも雪がちらつくとテンションがMAXに！雪が積もろうものなら、みんな外に出て雪合戦をします。

高知県民は、JRや地下鉄のことを「汽車」と呼びます。そして、路面電車のことを「電車」と呼んでいます。他県民からすると理解しがたいのですが、高知では「汽車」と「電車」で使い分けているようです。

高知は、よさこいの発祥地です。ゆえに、小学校や中学校の体育祭では高確率でよさこいが踊られます。高知県民で、よさこいを踊ったことがない人はかなり稀だといえます。

高知県民には、お酒強い人が多いといわれています。実際、お酒の消費量は全国トップ5に入り、外食時の飲酒費用に至っては東京を差し置いて1位になっています。これだけのお酒を消費するということは元々お酒強い人が多い地域なのかと思いきや、実はそうでもないようです。

高知県民のなかにはお酒に弱い人、そもそも好きではない人もいます。では、なぜ高知県民=お酒強いというイメージがついたのか。そこには、高知ならではの文化が関係していました。

高知では昔から「おきゃく」といって、冠婚葬祭や節句などイベントごとがあれば宴会を開く風習があります。宴会では当たり前のようにお酒が盛られ、「返杯」や「菊の花」といった独特な飲み方で楽しみます。

特に男性の場合は、お酒が飲めて当たり前。飲めないと「たっすい（張り合いがない）」といってブーイングが起こります。さらに、お酒強い人の方が出世しやすいという高知ならでは傾向もあります。

このように高知県民は元々お酒が強いというよりも、強くならざるをえない環境だったのです。体質的に元からお酒強い人もいますが、なかにはお酒に弱い人もいます。高知県民だからといって「お酒強いんだな」と決めつけ、飲酒を強要するのは控えましょう。

高知県民について調べてみると、「性格悪い」というワードが散見されます。人懐こく付き合いやすい性格をしているにも関わらず、なぜ性格悪いと言われてしまうのでしょうか？おそらくですが、高知県民はややプライドが高くて気の強い性格をしているからだと考えられます。

男性も女性も「自分」をしっかり持っており、間違っていると感じれば相手が誰であろうと突っかかっていきます。この素直で一直線な面を「性格悪い」と捉える人もいるでしょう。また、男女ともにプライドが高く、プライドが傷つけられると攻撃的になることも。この点も高知県民が性格悪いと言われる理由の1つと考えられます。

高知県民のなかでも、特に女性は「性格悪い」「怖すぎる」といったネガティブなイメージがつけられています。高知の女性は「はちきん」といって男勝りな性格な上に、かなり短気。高知男性ですら怯える存在です。このことは、人気バラエティ番組「月曜から夜ふかし」でも取り上げられました。番組内では、高知県出身の島崎和歌子さんが登場。スタッフから「幸福度ランキングで最下位」だと伝えられると、喧嘩腰で「どこの調査？」と回答。

さらに、一般の高知女性にもインタビューしているのですが「ストレスで彼氏を痩せさせた」「他人の不幸が大好き」など怖すぎる実態が次々と明らかになりました。少なくとも、「月曜から夜ふかし」で全国に高知県の女性は性格悪い、怖すぎるといったイメージを強く植え付けたのではないかと考えられます。

高知県民は芯の強い人が多く、頼りがいがあります。また、どのような相手に対してもオープンに接することができ、一度関係性が作れれば長いお付き合いができるでしょう。性格が悪い、女性が怖すぎるなどネガティブなイメージもありますが、高知県民全員が当てはまるわけではありません。ネットの情報だけを鵜呑みにしないようにしましょう。