神奈川県は、横浜にある港から様々なものが輸入され古くから栄えてきました。人口密度も、東京都・大阪府に次ぐ第3位、県内総生産も東京都・大阪府・愛知県に次ぐ第4位になるなど、都道府県の中でも栄えている県といえます。

俳優の向井理さんは神奈川県横浜市生まれです。ドラマ『わたし、定時で帰ります。』では主人公を支える種田役を演じ、その格好良さから「種田ロス」という言葉を生み出し、SNSを中心に話題となりました。

2020年前期のNHK連続テレビ小説『エール』で主人公を演じる俳優の窪田正孝さんも神奈川県出身です。映画『東京喰種』やドラマ『デスノート』『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート』など数々の人気作品に出演しています。

俳優の松坂桃李さんは、神奈川県茅ヶ崎市出身です。2018年公開の映画『孤狼の血』では第42回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞を受賞するなど、日本を代表する俳優の一人です。

フリーアナウンサーの滝川クリステルさんの結婚が話題となった政治家の小泉進次郎さんは、神奈川県横須賀市出身です。父は元内閣総理大臣の小泉純一郎さん、兄は俳優の小泉孝太郎さんです。

神奈川の人はとても気さくで、誰とでも仲良くなれる人が多いという特徴があります。細かいことを気にしないので、一緒にいてとても気が楽です。人当たりがよく人間関係においてとてもスマートな人が多いです。

神奈川の人はとても頭が良いという特徴もあります。教育面については横浜には名門校がいくつも存在していたり、小さい頃から英才教育をされていた人が多いです。

また、勉強以外に人間関係においてとてもスマートな一面を持っていたり、自分がどう立ち振る舞ったら自分がどう他人に映るのかということをしっかり計算できるという意味での頭が良い面があります。

一見おおらかに見える神奈川県民ですが、実は内心見栄っ張りという点も併せ持っています。誰かにバカにされることを極端に嫌い、であるからこそ身に付けるものや態度にも細かく気を使っています。

港町のため、歴史的にも都会として扱われてきた神奈川県は、おしゃれに敏感な人が多いという特徴もあります。横浜・湘南・鎌倉など全国的にも有名なおしゃれスポットも多く、グルメにファッションにインテリアに、おしゃれなものが大好きです。

神奈川の中でも新興住宅地で育った人は、小さい頃からピアノにバレエ、スイミングなど複数の習い事をしていたために、なんでもそつなくこなせる器用な人が多いと言われています。計画を立てて行動することが好きな人が多く、効率が悪いことにイライラしてしまいます。そのため、社会人になってからも仕事ができる人が多く、出世する人も多くいます。

神奈川県は東京まで通勤する会社員のベッドタウンでもあり、東京の有名企業に務める会社員が多く住んでいます。また神奈川県にも有名企業や研究所などが多く、神奈川県民は比較的年収の高い裕福な家庭が多くあります。

神奈川県民は、神奈川県について「東京都同等の都会」もしくは「東京に次いで2番目に都会」と思っています。その理由として、神奈川は人口が多いということや、関東屈指のデートスポットである横浜があること、湘南や鎌倉などおしゃれスポットが多いということが挙げられます。

神奈川県には現在4種類のナンバーがあります。それが、横浜ナンバー・川崎ナンバー・湘南ナンバー・相模ナンバーです。その中でも相模ナンバーは人気が低く、中には「相模ナンバーをつけると少し車の価値が下がったように感じてしまう」なんて人もいるんだとか。

それは相模という言葉が「すもう」と間違って読まれやすかったり、都会的な街が広がる横浜・川崎・湘南と比べると、少し田舎っぽい雰囲気があるためのようです。

神奈川の中の有名な観光スポットとして、横浜のランドマークタワーがありますが、意外にも神奈川県民にはランドマークタワーに登ったことがない人が多いんだとか。これは、タワーが近くにある地域あるあるかもしれませんね。

東京都民に東京タワーや東京スカイツリーに登ったことがない人が多かったり、京都府民に京都タワーに登ったことがない人が多いのと同じ現象です。近くにあるからこそ意外にも登らないものですよね。

横浜中華街といえば、美味しいご飯が揃っている全国的にも有名な神奈川県の観光スポットです。さぞかし神奈川県民にとっても自慢の場所であるだろうと思いきや、意外にも神奈川県民は中華街には詳しくないんだとか。普段なかなか中華街でご飯を食べることもないからこそ、遠方から友人や親戚が来るときに慌てて中華街のことを調べるなんてことがよくあります。

東京と同等の都会に住んでいると思っている神奈川県民は、自分たちが話す言葉は標準語だと思っていて、神奈川には方言がないなんて思っている人も多くいます。ただ、実際には神奈川にも方言があります。神奈川県藤沢市出身の中居正広さんの口癖とも言える「〜だべ？」も、神奈川県の方言です。

見栄っ張りでプライドが高い神奈川県民はおしゃれに敏感で、デートをする上でもおしゃれなスポットなどを好みます。実際に神奈川には横浜の赤レンガ倉庫や山下公園、ランドマークタワーに、湘南・鎌倉などおしゃれなデートスポットがたくさん揃っているので、神奈川県民と恋愛をしたらロマンティックなデートを楽しむことができそうですね。

神奈川県民には「自分の人生をとにかく楽しもう」という感覚を持っている人が多く、言い換えると精神的にも自立している人が多いといえます。仕事に遊び、趣味などにも全力で楽しむので、恋愛関係になってからもお互いに依存しすぎず自立した関係を築くことができるといえます。

ただ一方、自分だけをじっくり愛して欲しいという人とは相性が悪いといえます。また浮気はあまりしませんが、価値観の違いなどで離婚することがあり、比較的離婚率が高い県民でもあります。

特に神奈川県民の女性は、自立しているからこそ恋愛においても相手と対等な関係でいることを好みます。男女平等という価値観が強いので、相手に依存することもなければ、オラオラタイプの男性も苦手です。

最後に「神奈川県民はプライドが高くて冷たい」と一部で噂されることについてご紹介します。このプライドが高くて冷たいという指摘は、横浜生まれの人のことを指す「ハマっ子」に特によく見られる傾向のようです。

横浜は多数のおしゃれスポットが揃っている全国的に有名な観光地です。そのため、横浜生まれの人は、出身を聞かれると神奈川とは言わず、横浜と答えるんだとか。そんな少し変わった習慣もあり、他県民からするとプライドが高くて冷たいと言われています。

マツコデラックスさんと関ジャニ∞の村上信五さんが出演されているテレビ番組『月曜から夜ふかし』では、度々神奈川県民のプライドの高さについて取り上げられています。冷たいなんて言われていますが、最近ではSNSで話題になることも多く、愛すべき神奈川の県民性ともいえそうですね。

いかがでしたか？神奈川の県民性やあるあるについてご紹介しました。気さくで親しみやすく、おしゃれに敏感な神奈川の県民性。プライドが高くて冷たいなんてことも言われますが、仕事で成果を出す人も多く、仲良くなるその縁をとても大切にしてくれます。神奈川県民の人と出会ったら、ぜひたくさんコミュニケーションをしてみてくださいね。