今や、未開拓の地・グンマー帝国としてネットを中心に独特な存在感を発揮している群馬県。群馬にはもともと田舎・何もないといったマイナスイメージがあり、そのことがグンマー帝国という愛称に繋がっています。

ただ一方、群馬からは数多くの有名人が生まれています。それぞれ群馬愛が強く、そんな群馬愛についても度々テレビ番組などでとりあげられ、よく見かけますよね。

情報番組『シューイチ』でMCを務めるタレントの中山秀征さんは、群馬県藤岡市出身です。群馬県をPRするぐんま大使としても活動をしていて、群馬県出身の芸能人というポジションでも度々テレビに出演しています。

タレントの井森美幸さんは、群馬県甘楽群下仁田町出身です。中山秀征さんと一緒にぐんま大使をつとめ、群馬県の様々なPR活動に積極的に参加されています。同じく群馬県出身の、お笑いコンビ・ロバートの山本さんと“群馬県人会”を結成したことでも話題になりました。

女優の篠原涼子さんは、群馬県桐生市出身です。群馬県出身と聞いて驚く人多数ということでも話題になりましたが、群馬県の観光イメージアップポスターのモデルをノーギャラで務めるなど、群馬愛にあふれています。

国民的アイドルグループ・嵐の櫻井翔さんは、群馬県前橋市生まれの東京都港区育ちです。慶應大学卒業のキャスターという洗練されたイメージがあるため、群馬県生まれということに驚かれる人も多いかもしれませんね。

群馬県の人は地元が大好きで、就職や結婚してからも群馬に住む人が多くいます。群馬県民の地元愛は、中山秀征さんや井森美幸さんなどの芸能人の活躍を見ていてもよくわかりますよね。群馬に代々住んでいる家庭も多く、お嫁さんが群馬出身だった場合には、嫁いだにも関わらずお嫁さんの実家の敷地内に家を建てるなんてこともよくあるんだそうです。

特に群馬男子は、ヤンキー気質な面があります。これは子供の時のみならず大人になってからも染み付いている気質で、家庭を持ってからでも見た目はヤンキー風のままなんて人が多いのも特徴です。

群馬には、競輪や競艇、オートレースなどがあり、身近にギャンブルがあるため、ギャンブル好きな人が多くいます。ヤンキー気質な面も相まってか、負けず嫌いで勝負に勝つと上機嫌で、負けるとわかりやすく機嫌が悪くなるなんてこともあるようです。ギャンブルで散財してしまうなんてことも少なくありません。

ギャンブル好きにも通じる点ですが、特に群馬男子は少々お金の使い方が豪快な点があります。特に友達と飲みに行った時などにその豪快さが現れ、見栄を張ってか大胆に奢ってしまったり、ギャンブルでも大金を掛けてしまうこともあるようです。

一方で彼女や奥さんへのプレゼントの金額も惜しまないので、群馬男子の恋人になれば嬉しい思いをたくさんできるかもしれませんね！

ヤンキー気質という点と通じる点でもありますが、群馬の人はやや気性が荒い点があり、それは車の運転にもあらわれます。例えば、ウィンカーをギリギリまで出さなかったり、左右確認をしなかったり、歩行者に道を譲らなかったり…。

全体的に「自動車ファースト」の傾向にあるそうで、初めて群馬を訪れた人にしては少し怖い印象も。群馬の道を歩くときはいつも以上に車に注意したほうが良いかもしれませんね。

ヤンキーは怖いけれども友達思い…なんて漫画などでは描かれがちですが、まさにヤンキー気質と言われる群馬県民も義理人情に厚い面を持っています。地元愛が強く、小さいことにこだわらない直情型の人が多くいます。芸能人でもバエラティで活躍する人が多いように、情に厚く愛想が良いので、出会って親しくなるまでにそれほど時間はかかりません。

義理人情に厚い群馬県民は、ムードにのりやすいタイプが多いと言われています。昔から群馬県はセールスをしやすい地域と言われていて、損得よりも感情で動く人が多いと言われています。ただ、熱しやすく冷めやすいという気が変わりやすい面も持っているので、群馬県人に何かプレゼンする時などは目新しさを演出する工夫が必要になります。

「上毛かるた」とは、群馬県の緑や名所がかるたになったものです。群馬県では小学校時代に地区対抗のかるた大会があり、その大会に向けて練習する授業があります。半ば強制的に上毛かるたの内容を覚えさせられるので、大人になってからも覚えている人がほとんどだそうです。地元愛が垣間見えるあるあるですよね。

群馬では四方八方に山が見えるので、その山を見れば方角がわかるんだそう。また、朝に山を見て天気を判断することもでき、いざという時にはとても役に立つ知識かもしれませんね。

中学校から制服を来て学校に行ったという人がほとんどの中、群馬の人はジャージで中学校に登校します。式典など特別な日は制服登校ですが、それ以外の日はジャージ登校なので、せっかく購入した制服を着る機会が少なくてちょっぴりさみしいなんて声も。漫画によくある制服での学園ラブにも憧れますよね。

群馬県民の日が毎年10月28日にありますが、その日は東京ディズニーリゾートが群馬県民に占拠されるとSNSを中心に話題になっています。それほど群馬県民はみんな県民の日にディズニーに行くのです。東京ディズニーリゾートでは、県民の日限定の割引チケットが用意されているので、より群馬県民の割合が高くなるんですね！

学校の朝のホームルームなどで先生と挨拶するときにかかる号令。「起立！気をつけ！礼！着席！」という号令が一般的ですが、群馬では「起立！注目！礼！」と声をかけるのだそう。毎日当たり前に聞いていた号令だからこそ、「こんなところに県民性が出ているなんて…！」と大人になってから驚く群馬県民も多いんだそうです。

直情的な傾向にある群馬県民の恋愛は、真っ向勝負です。一目惚れしやすい性格でもあるので、一目でいいなと思ったら、告白まっしぐら！猪突猛進型のまっすぐな恋愛をします。駆け引きも苦手なのでまっすぐ気持ちを伝えて欲しい人との相性が抜群です。

群馬にはやや古風な考えも残っており、「男は男らしく」と思っている男性が多い傾向にあります。そのため、恋愛においてはリードしてくれ、頼もしさを感じることができます。

ただ一方で、結婚後はあまり家庭的ではない面もあり、群馬の男性と結婚すると「男は仕事、女性は家庭」といった状態にもなりやすい傾向にあります。お金遣いも荒いので、女性がしっかり家計を握っておくことが夫婦円満の秘訣です。

群馬女性は、かかあ天下になりやすい傾向にあります。一部では「かかあ天下」という言葉は群馬で生まれたなんて説もあります。情に厚いために男性からの押しに弱く、世話好きな面もあるので、結婚後もたくましく家庭を守ってくれます。

最後に、「群馬県民は怖い」と一部で噂されることについてご紹介します。群馬には確かにヤンキー気質な人が多く、その点が怖いという印象に繋がっているようです。

また、ご紹介したように群馬の人は車の運転が荒く、そんな道路事情からも怖いという印象に繋がってしまっています。けれども、群馬の人は、本当は情に厚く友達思いで、一度仲良くなるととても頼もしい存在です。ぜひ群馬県民と出会った際には、じっくりコミュニケーションを重ねてみてくださいね。

いかがでしたか？群馬の県民性について、特徴やあるある、気になる恋愛傾向に「群馬県民は怖い」という噂についてご紹介しました。未開拓の地「グンマー」として都道府県の中でも異色な存在感を発揮している群馬県ですが、その県民性は、ギャンブル好きなヤンキー気質だけれども、情に厚いというものでした。まだまだ群馬の魅力はたくさんあるはず！ぜひこれからもグンマー帝国こと群馬県に注目してみてくださいね！