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【紫陽花の種類】人気の品種17選!名前と珍しい色や新種も紹介!【白・青など】

2024.02.25

万葉集にも歌われているほど古くから人気の、日本の紫陽花。最近、実にその種類が多くなりました。色も青以外に白や赤、形も八重などの珍しい新種が続々と開発されています。名前も、ユニークな名前が多くあります。そこで、人気のある紫陽花の種類についてまとめました。

  1. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選◆宝石のような美しさ
  2. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選❶清澄沢
  3. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選❷墨田の花火
  4. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選❸城ケ崎
  5. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選❹ウズアジサイ
  6. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選❺紅風車
  7. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選❻シチダンカ
  8. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選❼富士の滝
  9. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選❽大甘茶
  10. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選❾こんぺいとう
  11. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選❿ダンスパーティ
  12. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選⓫八丈千鳥
  13. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選⓬ベニガクアジサイ
  14. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選⓭ナデシコガクアジサイ
  15. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選⓮ミヤマヤエムラサキ
  16. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選⓯万華鏡
  17. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選⓰フェアリーアイ
  18. 【紫陽花の種類・名前】人気の品種17選⓱カシワバアジサイ
  19. 【紫陽花の種類】人気の品種17選◆どれも美しい
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引用: https://www.instagram.com/p/4dEyC5n_2J/
アジサイ(紫陽花)は少し離れてみると一輪の花のように見えますが、近づくと小さな花(本当は‟ガク”です。園芸家の間では‟装飾花”と表現されています)がたくさん集まって形作られたものだということがわかります。
特に「ガクアジサイ」(日本の海岸部で自生)や「ヤマアジサイ」(日本の山間部で自生。ガクアジサイよりも葉は小ぶり)は、中心部分の両性花が玉のようになっており、その精巧さに驚きます。一見華やかですがとても繊細で、よく「宝石をちりばめたような美しさ」と表現されます。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuBuYjgFr5J/
一方の手毬(てまり)咲きの「アジサイ」(本アジサイ)。これは、日本の固有種の「ガクアジサイ」や「ヤマアジサイ」が明治時代に欧米に持ち出されて園芸用に品種改良され、そして逆輸入されたものと言われています。もちろん現在は、国内でも様々な品種が開発されています。
昭和59年以降、品種育成が普及します。また、ほぼ同時代にヤマアジサイやガクアジサイなど、日本の山野で見いだされた品種が多数コレクションされました。そして、ヤマアジサイの一品種、清澄沢(きよすみさわ)アジサイや、前記の「墨田の花火」「城ヶ崎」などが育種に使われ始めます。 その成果として登場したのが、′フェアリーアイ′などです。そして今、品種数はまもなく450を超え、母の日前後には300以上の品種が店頭に並びます。多くは国内で育成された品種で、多様な花形や花色をもつように変化しています。そろそろ「西洋」の二文字を取り、「あじさい」と呼ぶべきではないでしょうか。

アジサイは土壌の性質の影響を受けて花の色が変化します。酸性土壌では青い色に、アルカリ性土壌では赤系の色に。ガーデニングの際には土壌に注意して、好みの色になるように植え付けられています。それでは人気の17種類をご紹介してきます。
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引用: https://www.instagram.com/p/BjemMDqANL9/
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引用: https://www.instagram.com/p/BG1FEqOzatF/
「清澄沢(キヨスミサワ)」は、千葉県の清澄沢という山に自生している「ヤマアジサイ」です。ピンク色の縁取りが控えめで、とても情緒深く感じられます。山登りの疲れを一気に癒してくれそうな、清楚なアジサイです。園芸用品種の新品種を作るときに用いられる原生種です。

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引用: https://www.instagram.com/p/BjwvD8DgmbY/
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引用: https://www.instagram.com/p/BnWApfGAZrV/
八重咲きの花が花火のように咲く「墨田の花火」は、ガクアジサイ系の園芸品種で、秋にも咲く四季咲性です。名前にも、日本人ならでは、独特の感性が表現されているアジサイです。
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引用: https://www.amazon.co.jp/
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引用: https://www.instagram.com/p/BjdV4omggwP/
「城ケ崎」は東伊豆の城ヶ崎海岸で発見された自生種で、八重咲のガクアジサイ。本来はピンク色で、白から少しずつ中心に向かってピンク色に変化していきます。装飾花は両性花に比べて大きめで、華やかな印象です。酸性土壌では綺麗な青い色に。園芸用品種の新品種を作るときに用いられる原生種です。

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引用: https://www.instagram.com/p/BlWTIycAV1H/
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引用: https://www.instagram.com/p/Bj_7trnAKY4/
「ウズアジサイ」は装飾花が内側に丸まり、まるで渦(ウズ)を巻いているように見えるところから名づけられました。とても珍しい新種ですが、実はウィルスに侵されたものが園芸品種として定着ししたものです。ピンクや青紫の花の色があります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BVLTNBljM2j/
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引用: https://www.instagram.com/p/Bi8-7HOHkWm/
くるくる回る赤い風車のようにかわいい「紅風車(べにかざぐるま)」は、大型のヤマアジサイ。シンプルな装飾花が日本的な美を感じさせます。

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引用: https://www.instagram.com/p/BlFTfuOgo15/
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引用: https://www.instagram.com/p/Bmo9f7MgsUs/
八重咲きのように幾重にも装飾花が重なる「シチダンカ(七段花)」は、淡い青色のガクアジサイ系。落花するまでに薄紅や濃紫、藍色などに変化することもあります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BjKGsmTHCSD/
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引用: https://www.instagram.com/p/Bk-9iK9H8KC/
こちらも日本的な美を感じさせる「富士の滝(フジノタキ)」。名前のとおり富士山近郊が原産地です。花弁の外側が丸い形をした八重咲の品種です。全体が半てまりのように咲く姿は、とても清楚で可憐です。

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引用: https://www.instagram.com/p/Bj01ke6go1u/
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引用: https://www.instagram.com/p/BVPeL7hD3pP/
ヤマアジサイの「大甘茶(オオアマチャ)」は、日本では古くからお茶として親しまれてきました。アジサイは有毒性ですが、こちらは珍しい品種で、現在も薬用の甘味剤として用いられているそうです。しかし、このお茶を飲用した一部の子供たちが嘔吐などの症状も示した事例もあるため、注意が必要です。
濃い甘茶を避ける。 市販の甘茶には、「甘茶の飲み方」として 2 ~ 3 グラムを 1 リットルの水で煮出すとある。甘茶は、薄くいれることが大切なようである。

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引用: https://www.instagram.com/p/Bj_Hb1og-Sy/
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引用: https://www.instagram.com/p/BUZXsHLgftR/
「こんぺいとう」は、白い覆輪が入る八重咲きのガクアジサイ。装飾花は10枚ほどの八重咲の花弁で、とても華やかな印象です。花の色は土壌によりピンクから青紫に変化します。

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引用: https://www.instagram.com/p/BpCYMPrB5Bb/
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引用: https://www.instagram.com/p/BkWsJG0lekD/
日本に分布するガクアジサイとアメリカの園芸種を掛け合わせて作られた、園芸品種の「ダンスパーティー」。ちょっと珍しいネーミングですが、八重咲きのシャープな装飾花が伸びやかで、確かにダンスをしているように見えます。1994年頃に静岡県にある加茂花菖蒲園で作られました。母の日などのギフトにも人気です。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bjv8TLIgnmz/
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引用: https://www.instagram.com/p/BaU47Q-BW8c/
「八丈千鳥」は名前の通り、伊豆の八丈島で発見された原生種。2006年に発見されて以降、園芸用に繁殖が始まりました。そのためまだ新品種に位置付けられます。土壌の酸度によって花の色を変えるアジサイですが、八丈千鳥は土壌の酸度でも変わらず白一色という珍しい品種です。まさに千鳥が舞っているかのような美しさです。

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引用: https://www.instagram.com/p/Bk88xMUjgbB/
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引用: https://www.instagram.com/p/BkMV3AIB11a/
目に鮮やかな色の「べニガクアジサイ」。江戸時代から知られている品種で、赤色の西洋アジサイの原生種です。花の色が白から紅色へと移り咲きする品種で、グラデーションの色合いを楽しむことができます。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bj42qLDnu39/
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引用: https://www.instagram.com/p/BTzm4O-AChE/
「ナデシコガクアジサイ」の名前は、ナデシコのように装飾花の縁がギザギザしているところから付けられました。日本に自生するガクアジサイです。白や青紫色のグラデーションが美しい装飾花は、見ていて本当に飽きません。

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引用: https://www.instagram.com/p/BGgNs0owTJY/
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名前の通り、京都府美山町で発見された自生種の「ミヤマヤエムラサキ」は八重咲きのヤマアジサイ。ガクの部分が八重に分化しており、とても豪華です。花の色は土壌の酸度によって青紫から赤紫に変化し、色の移り変わりを楽しめます。
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引用: https://www.instagram.com/p/BCzeQ9bgLPO/
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引用: https://www.instagram.com/p/Bk18lftAlf-/
名前の通り万華鏡のようにきらびやかな、手まり咲きの「万華鏡」。島根県と農家の共同開発によって、ミセスクミコという西洋アジサイの遺伝子から生み出された新種です。2012年から流通されており、「ジャパンフラワーセレクション(JFS)」の鉢物部門で「フラワー・オブ・ザ・イヤー」に輝くなど、大変に人気のある新種です。
まだ市場でも珍しいと言える新種です。中心はピンクや青い色ですが、縁が白くなり、美しいグラデーションを楽しめます。

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引用: https://www.instagram.com/p/Bj_xnZghLak/
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引用: https://www.instagram.com/p/BjvNgUOAblQ/
「城ヶ崎」由来の育成系統同士を交配してつくられた「フェアリーアイ」は、2005年の販売開始。そのため市場ではまだ新種と言えます。八重咲の装飾花は少し珍しく縁が丸まっており、名前の通り妖精のようなかわいらしい雰囲気です。縁が白いものは、より柔らかい印象です。
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引用: https://www.instagram.com/p/BkZ4sMNAAUr/
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引用: https://www.instagram.com/p/BjkK7PxHvTk/
密に花がついた、ボリュームたっぷりの八重咲の「カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)」は、北アメリカ東部原産。西洋アジサイは手まり咲きが多い中で、円錐状の珍しい形状です。咲き始めのころの緑色のニュアンスも初々しく、とても上品な美しさの感じられる品種です。

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引用: https://www.instagram.com/p/BtBN6EWl8bZ/
人気のあるアジサイの品種についてまとめました。日本は「ガクアジサイ」と「ヤマアジサイ」の原生地。手まり咲きの西洋アジサイ(本アジサイ)は、これら日本の原生種を品種改良したもの。しかし昭和59年以降は国内でも品種育成がされ、様々な美しいアジサイが生み出されています。
今回は17種類しかご紹介できませんでしたが、このほかにも素敵な自生種から新種までのアジサイがたくさんあります。ぜひいろいろチェックして、今年はアジサイ栽培に挑戦してみましょう。

アジサイについてもっと知りたい方はこちら

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BjvNgUOAblQ/