// FourM
Ncqd5dol2bscb9hzrhlc

ダイエット(V)

CATEGORY | ダイエット(V)

しそ油が選ばれる理由。効果的な摂り方と機能を知って健康に!

2024.02.25

健康食品がブームである昨今、油の種類や摂り方に注目が集まっています。油には様々な種類があり油によっては健康増進効果が期待されます。今回は油の中でも最近話題の「しそ油」について、効果や機能の紹介をしていきます。「しそ油」を正しく摂取し健康な体を目指しましょう!

  1. しそ油とは?
  2. しそ油の具体的な特徴は?
  3. しそ油の搾油方法は?
  4. しそ油の効果
  5. しそ油の効果 ①アレルギー症状の緩和
  6. しそ油の効果 ➁ダイエット効果
  7. しそ油の効果 ③コレステロールを下げる
  8. しそ油の効果 ④美肌をつくる
  9. しそ油の効果 ⑤認知症予防
  10. しそ油の効果 ⑥心臓発作のリスクが低くなる
  11. しそ油の効果 ⑦鬱病の改善
  12. しそ油の効果的な摂り方は?
  13. しそ油の選び方
  14. まとめ
しそ油とは、アジア特有の油で植物油に分類されます。アジア各国で食されているしそ油は、シソ科のミントの一種でエゴマの種より抽出された油です。
しそ油とエゴマ油は何が違うかという問いが多く見かけられますが、結果的に言えばどちらも同じものです。どちらもエゴマの種から抽出されたものであり、商品名としてしそ油の方が親しみがあったことから使われるようになったそうです。
スーパーへ行くとしそ油やエゴマ油という両方の名の商品名を見かけることがありますが、どちらも成分は同じなので混乱する必要はありません。

関連記事

また、しそ油には独特な匂いあります。しその匂いも多少するのですが、生臭いような匂いがするのが特徴です。酸化するのもとても早く、熱にも弱いという一面を持っています。
匂いに敏感な人は少し抵抗があるかもしれませんが、一方でしそ油の機能や健康増進効果は多岐に及びます。しそ油は「アルファリノレイン酸」というオメガ3の必須脂肪酸が含まれている量が、ほかの油に比べてもトップクラスです。正しい摂り方で積極的に摂取していきたい油とも言えます。
しそ油には調の働きを促進したり、認知症やダイエット、美肌効果、アレルギー症状の緩和など多岐に渡る効果が期待されています。このほとんどがアルファリノレイン酸のおかげなんです。アルファリノレイン酸は体内で生育することが困難なため、外部から取り入れることが必要になります。
しそ油には2つの搾油方法があります。それぞれ製造の工程が異なるため、効能も変わってきます。
ひとつは、 圧搾方法といわれる方法で、昔から利用されている方法です。圧力をかけて搾っていくのですが、手間がかるので商品の値段も高くなります。しそ油は非常に熱に弱いですが、この製法であれば熱を加える必要がないため、効能を低減するのを防ぐことができます。
ふたつ目は、焙煎方法です。この方法では、しそ油を焙煎してから圧搾機にかけるので、手間が少なくて済みます。商品の値段も安くはなりますが、しそ油の成分は保たれないため、効能が低減します。焙煎すると茶褐色になるので、購入の際は目安になるでしょう。
しそ油には、アルファリノレイン酸、ローズマリー酸、ルテオリン、飽和脂肪酸、ステアリン酸、リノール酸、多価不飽和脂肪酸、パルミチン酸、一価不飽和脂肪酸、が含まれています。
これらの成分の中でもアルファリノレイン酸は、青魚にも多く含まれる成分をもっています。アルファリノレイン酸はサプリメントとしても取り入れられることも多く、健康増進効果は多岐に渡ります。
また、アルファリノレイン酸は体内でDHAやEPAに変換されます。これらは生活習慣病や中性脂肪、記憶力の向上に効果を発揮します。他にもしそ油に含まれているポリフェノールの一種であるローズマリー酸は、ダイエットに有効な成分で、糖を体外に排出する働きを持っています。
しそ油の成分について説明してきましたが、実際しそ油にはどのような効果がを期待することができるのでしょうか。しそ油について健康増進のための機能と効果についてまとめてみました。
しそ油の成分に含まれるアルファリノレイン酸には、花粉症やアトピーを抑制すのにも効果的な抗ヒスタミンの特性を持ち合わせています。そのため、体質の改善やアレルギー症状の緩和に効果を発揮すると言われています。
アルファリノレイン酸の効果は他にもあり、脂肪燃焼に効果があると言われています。アルファリノレイン酸に含まれるEPAという成分には脂肪を燃焼する作用があり、さらにロズマリン酸という成分んも脂肪の蓄積を防ぐのに効果的です。
しそ油に含まれているアルファリノレイン酸には、他にもコレステロール値や中性脂肪値を下げたり、脂肪をつきにくくする機能があります。この機能によって生活習慣病を防ぐことにも繋がります。
ダイエットしている方にも日々の健康を保ちたい方にも非常に嬉しい効能です。
しそ油にはお肌の状態を整える効果も期待されます。アルファリノレイン酸に含まれる抗炎症作用がニキビの菌の繁殖を抑えると言われています。
また、保湿効果によってなめらかなお肌を保つことができます。肌荒れも改善されるので、お肌に悩みがある場合にも効果が期待できそうです。
ここでもアルファリノレイン酸が大活躍。多くの高齢者が認知病に悩んでいる昨今では、将来のためにも予防として対策をしておきたいものです。
アルファリノレイン酸に含まれるEPAとDHAと呼ばれる栄養成分が脳に働きかけるため、それにより認知症を予防する効果があると言われています。
EPAには動脈硬化の改善などの効果もあり、心筋梗塞や心臓発作など心臓に近い部分の血液に働きかけます。この作用によって死亡のリスクを低くすることができると言われています。より長期間で継続的に行うことにより効果を発揮しますので、根気強く続けていきましょう。
しそ油に含まれているリノレン酸は不飽和脂肪酸に分類されこの酸は体内で生成することができません。 リノレン酸を正しい摂り方で体内に取り入れることにより、鬱病の改善が見られるという効果が期待されます。
また、脳の神経細胞の活性化を図ることができるので、記憶力や集中力にも効果があると言われています。
しそ油の一番効果的な摂り方は、そのまま使用することです。ドレッシングなどにしてサラダにかけて食べたりするのがおすすめです。そのまま飲むという方法もありますが、独特の匂いがあるのでお料理に混ぜて食べたり、スムージーに混ぜて飲むと匂いを気にすることなく摂取できます。
しそ油の一日の適切な摂取量は、小さし1杯です。特に夕食や夜寝る前に摂取すると効果的であると言われています。
やってはいけない摂り方は、加熱してしまうことです。しそ油に熱が通ってしまうと匂いが強くなり酸化が進んでしまいます。酸化されたものは逆に体に悪い影響を与えてしまうので注意が必要です。
保存期限としては、開封後は1ヵ月から2ヵ月ほどで、冷蔵庫に入れてなるべく早めに使い切るようにしましょう。酸化しやすいしそ油なのでなるべく空気に触れさせないことが大切です。開封前であれば半年ほどもちます。
しそ油を選ぶ際は、低温圧搾の方法で作られたものを選び、瓶も光が遮断され酸化防止されている瓶を選ぶのがベストです。しかしこの低温圧搾という方法の場合、どうしてもしぞ油の独特な匂いが残りますので、苦手な人もいるかもしれないというのが事実です。
以上、しそ油の効果や機能の紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。しそ油には様々な体に嬉しい機能があり、効果を知ることで、ますますしそ油への興味がでてきたことかと思います。
正しい摂り方でしそ油を日々取り入れることで健康への効果が期待できるしそ油は、非常に優秀な油です。逆に間違った方法で摂取してしまうと太ってしまったり、健康へ悪影響を及ぼしてしまうこともあります。正しい摂取方法を理解した上で積極的に摂取し、健康ボディを目指していきましょう!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BXMmP9rFeIt/?tagged=%E5%A4%A7%E8%91%89%E6%BC%AC%E3%81%91