胡蝶蘭の育て方は難しい?初心者でも簡単な育て方まとめ

開店祝いやプレゼントなどでいただくことがある胡蝶蘭は、華やかなイメージがあり、上品で美しい花ですよね。いただく時も鉢植えをいただくと思います。そのあと、どうしていますか?鉢植えなので、そのまま育てたいけれど、難しいのではないか?と思っていませんか?初心者さんでも簡単な胡蝶蘭の育て方、肥料のやり方や夏や冬など難しい季節の手入れ方法、寿命などをまとめました。
【初心者でも簡単な胡蝶蘭の育て方】1.胡蝶蘭について

胡蝶蘭は、ラン科の多年生の植物です。原産地は、外国で、東南アジア、マレーシア、フィリピン、インドネシア、インド南部、スリランカ、オーストラリア、パプア・ニューギニア、中国南部、台湾南部などです。全て熱帯地域に当たるので、日本の夏には適している熱帯性の植物なのです。日本の夏のように暑さに強く乾燥にも強いのですが、多湿を好む面も持ち合わせています。その代わり寒さには弱い植物です。

花の色は白の他にピンクや赤など鮮やかな色があります。一度花が咲くと1ヶ月ほど咲いていられる寿命の長い花です。長い間鑑賞できるのも特徴の一つですが、香りがあまりないのも特徴で、花粉が落ちないのも人気の秘密のひとつかもしれません。
【初心者でも簡単な胡蝶蘭の育て方】2.胡蝶蘭の選び方

胡蝶蘭はとても高価な花なので、あまり自分で購入することはないかもしれません。でも、お祝いなどで贈ることはあるかもしれません。そんな時にどんな胡蝶蘭を選んだらようのかご紹介します。胡蝶蘭の花の寿命は長く、30日以上咲くこともあります。既に完全に咲ききっていてもまだ寿命はありますが、やはり贈り物にする時にはできるだけ寿命の長いものを選びたいですよね。そこで、蕾が2-3個あるものを選ぶと良いです。

胡蝶蘭の種類にもよりますが、一般的には、葉っぱが肉厚で、斜め上に伸びているものが良いです。状態の良い胡蝶蘭は、根っこ部分も元気で、はみ出している場合もあります。その場合は根っこの状態も確認してから購入すると良いですね。
【初心者でも簡単な胡蝶蘭の育て方】3.胡蝶蘭の好む環境

胡蝶蘭は、熱帯性の植物なので、日本の夏のように暑くて湿気の多いところは得意とします。また、可憐な花の雰囲気とは違い、熱帯のジャングルの高い木に着生して育っているので、外気の風通しの良い場所を好みます。鉢植えでいただいた胡蝶蘭の置き場所として最適なのは、室内で、レースのカーテン越しの窓際が良いです。直射日光は葉っぱが焼けてしまったら枯れてしまうので、カーテン越しなど、ワンバウンド、光を遮られるようにするとよいです。