簡単で安い!ウォーターサーバーってどんなもの?


今回テーマになっているウォーターサーバーとは、いったいどんなものなのでしょうか。ウォーターサーバーとは、冷水や熱水を供給することのできる機械です。サーバーの上に、お水の入ったタンクを乗せて、空になったら交換します。タンクに入っているお水は、サーバーを契約したメーカーが宅配します。メーカーに寄って、お水の種類も様々にあるんですよ。サーバーは電気によって稼動し、冷水だけでなく熱湯も瞬時に出てきます。アメリカが発祥のウォーターサーバー、オフィスや一般家庭に一人暮らしでも広く普及しています。
ウォーターサーバーのお水にも種類がある


とても便利なウォーターサーバーですが、宅配されるお水はウォーターサーバー各社のこだわりによって選別されています。たかがお水なのですが、細分化されているのに驚きます。コンビニで売られているミネラルウォーターでも、硬水や軟水など、またその度合いも異なっているんですよ。各人によって、合うお水というのは異なるようですので、ご自分に適合したお水を見つけたいものですね。ウォーターサーバーのメーカーで使われているお水は、2種類があります。1つは、「RO水」と呼ばれるもので、水道水などの原水をRO膜と呼ばれるフィルターで濾過したお水です。そしてもう1つが、採水地から採水した「天然水」なのです。
ウォーターサーバーのRO水


それでは、RO水とはどんなお水なのでしょうか?ちょっと聞きなれない言葉ですよね。RO水というのは、RO膜という、極限にまで細かくしたフィルターを使って濾過したお水のことを言います。このフィルターを使うことで、ほぼ完全に不純物が取り除けるんですよ。その細かさは、約0.0001ミクロン(1千万分の1ミリ)、病原菌やウイルスの細かいもので約0.1ミクロンですから、すごい精度だとわかります。ダイオキシンや環境ホルモンなどの除去も問題なくできるので、安心して飲むことができますね。そして、このRO水は、純水・添加・海洋深層水の3つに区分されています。
純水
純水は、安全で綺麗なお水です。不純物を完璧に取り除いているのがRO水、しかし同時に様々なミネラルも一緒に除去しているのです。不純物とミネラルの全てを取り除いたお水が純水です。安全ではありますが、お水が持つ味わいが一切感じられず、健康のためのミネラル分の摂取もできないのはデメリットと言えるでしょうね。ただ、ミネラル分が分解できない赤ちゃんにとっては利用価値が大きいのです。ミルクや離乳食を作るのには、最適で必要不可欠なお水とも言えますね。